「フィギュアスケート・NHK杯」(9日、広島県立総合体育館)

 男子シングルSPが行われ、平昌五輪銀メダリストの宇野昌磨(20)=トヨタ自動車=は92・49点で首位に立った。続いて演技したセルゲイ・ボロノフ(ロシア)が91・37点で2位。日本勢では山本草太(18)=中京大=が74・98点で6位。佐藤洸彬(22)=南部美人=が67・38で10位スタートとなった。

 冒頭の4回転フリップでは出来栄え点で2・20点の加点を得る13・20点を記録したが、続く4回転トーループからの連続ジャンプでは、1本目で回りすぎてしまい転倒した。ここは出来栄え点が-4・75点となり、大きくロスしてしまった。3本目のジャンプは3回転アクセルを決め、3・66点の加点が入って12・48点だった。

 前戦スケートカナダのSPでは3回転アクセルで転倒があっただけに、今回はノーミスの演技を目指したが、それは果たせなかった。

 宇野は「4回転トーループの失敗は思い切りいっての結果なので仕方ない。試合になるとジャンプがいつもより回ってしまう。気合が入ると回りすぎてしまう。僕の全力だとこういうジャンプになってしまう」と分析した。「いろいろ取り組んでいきたい。体が動きすぎるのはいいように思われるかもしれないけど、失敗の原因になっている以上、改善する必要がある」と今後の課題とした。

 10日のフリーへは「今更、何かすることはないので、全力で頑張ります」と語った。