第73回アカデミー賞では主要5部門を制した 写真:Album/アフロ

写真拡大

 80代を迎えてなお精力的に活動を続ける巨匠リドリー・スコット監督が、以前より意欲を燃やしていた「グラディエーター」(2000)の続編の製作に向け、ついに動き出したようだ。

 「グラディエーター」は、古代ローマ帝国を舞台に将軍から剣闘士となった男の数奇な運命を描いた歴史スペクタクル大作。第73回アカデミー賞では作品賞と主演男優賞(ラッセル・クロウ)を含む主要5部門を制した。

 米Deadlineが独占で報じたところによれば、続編では前作のラスト、コロシアムでの直接対決の末、妻子の仇であるローマ皇帝コモドゥス(ホアキン・フェニックス)を倒し、自らも果てたマキシマス(クロウ)に代わり、コモドゥスの甥(おい)にあたる若き皇位継承者ルキウスが主人公になるという。

 「ザ・タウン」や「トップガン」の続編「トップガン:マーベリック(原題)」を手がけたピーター・クレイグが脚本を執筆、スコットは自身の製作会社スコット・フリーを通して製作を務めるのに加え、自らメガホンをとる意向。米パラマウント・ピクチャーズが製作および配給元になる線が濃厚だ。

 スコット監督は現在、米ケーブル局TNTのSFドラマ「Raised By Wolves(原題)」でテレビシリーズ初メガホンをとるべく撮影準備に入っているほか、米女性報道カメラマン、リンジー・アダリオの半生をスカーレット・ヨハンソン主演で映画化するタイトル未定の新作、アーサー王伝説でおなじみ魔術師マーリンの少年時代を描くディズニー映画「マーリン(仮題)」など多数の企画を抱えている。そのため近日中に製作が本格始動するかどうかは不明だが、一大旋風を巻き起こした傑作の満を持じての続編だけに、世界中から注目を集めることだけは間違いなさそうだ。