日本テレビ系の人気バラエティ番組「世界の果てまでイッテQ!」(日曜よる7時58分)の「橋祭り in ラオス」(2018年5月20日放送)にやらせがあったと「週刊文春」(11月15日号)が報じた疑惑で、「モーニングショー」は収録現場となったラオス・ビエンチャンの河川敷から白川昌見リポーターが報告した。

「今、草だけが生い茂っています。地元の人は、その日はコーヒーフェスティバルが行われていて、橋祭りを見たのは初めてと話しています」

フェスティバル関係者は「たまたま隣に会場を設置していた」、参加した子供の1人は「サッカークラブのコーチから、日本の有名人にも会えるし、賞金も出ると言われ、クラブから10人くらいが参加した」と答えた。

現地コーディネート会社の社長は取材に「コーヒーフェスティバルのイベントがあると聞きつけ、メコン川も紹介でき、自分たちの祭りに興味をもって来てくれるのではと考えてビエンチャンで開催した」と話したという。また、「参加者はサッカーチーム所属の20人だけ。私がラオスの現地企業に依頼してセットを準備したが、それは日本テレビもわかっていた」などとも話した。

チーフプロデューサーなら「やらせ」気付くはず

元テレビ局プロデューサーで、同志社女子大学の影山貴彦教授は「日本テレビは、持ち込まれた企画を鵜呑みにしてしまったことが露呈しました。やらせと演出の境目は難しいが、0(ゼロ)のものを1(イチ)にしてはいけない」とコメントした。

作家の吉永みち子「(番組向けゲームを)伝統的祭りだと紹介したのは、ラオスに対して失礼なことですよ。日本テレビはどこまでわかっていて、ゴーを出したのかを説明すべきです」

オンエア時に「イッテQ!」を見ていたというテレビ朝日解説委員の玉川徹は、「セットにかなりのお金がかかっていることは、見てわかりましたね。何百万円もかかったのではないか。撮影経費から出したというレベルではないと思います。プロデューサークラスは(やらせを)知っていたのではないでしょうか」

来週の週刊文春に続報が載るのだろう。