(写真)野党合同ヒアリングで国会議員らに体験や実情を語る実習生や支援団体の人たち=8日、国会内

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 外国人労働者の受け入れ拡大を目的とした出入国管理法改定案をめぐり、6野党・会派は8日、国会内で行った合同ヒアリングにベトナム人などの技能実習生や支援者を招き、深刻な人権侵害の実態を聴きとるとともに、実態を明らかにする資料の提出を政府側に改めて求めました。

 実習生からは「作業中の事故で指を3本失ったが、病院には自分で行けと言われた」「朝8時から深夜12時まで働かされた。残業代は1時間300円しか支払われなかった」などの過酷な実態が次々と語られました。

 ヒアリングでは、失踪実習生から入国管理局が失踪の動機や実習先の就労実態などを聞きとった「聴取票」のデータ公表を求めました。法務省は「個人情報に関わる」「提出については持ち帰って検討したい」と述べました。

 野党側は「個人情報部分は黒塗りでかまわない」「実態把握は法案審議の前提だ」と重ねて提出を求めました。