これから寒くなるにつれ、鍋料理のニーズが高まります。さらに忘年会やクリスマス会といったパーティーシーズンが始まると「みんなで鍋を囲む」機会も増えるしょう。そんな時、堅実女子がひそかに気になるのは“鍋料理取り分け”問題。女性が率先して他の人の分も取り分けるのは、果たして正解なのでしょうか?

20代男性は縦社会に敏感な一方、女性への取り分けには無関心!? 

そんな「鍋取り分け問題」に関して大いに参考となりそうなのが、「株式会社プラネット」が行なった「鍋料理に関する意識調査」。こちらではまず「鍋を食べるとき、誰が取り分けることが多いですか?」について、性別や年代別にアンケート調査を行なっています。

面白いのは女性の場合、女性への取り分け率が年齢とともに下がっていくこと。同性に対する女子力は、年々減少していく傾向にあるようです。

男性は69.6%、女性は78.1%が「各自が、自分の分を取り分ける」と回答。大半が自分で鍋を取り分けており、取り分けは不要であることが分かります。またこちらでは性別や年代別でも細かく調査を行なっていますが、一番自分で取り分ける率が少ないのは「男性20代」で59.2%。さらに男性20代は「特定の男性が取り分ける」「特定の女性が取り分ける」がまったく同率でした。自意識過剰となりがちな年代なだけに、女性はもちろん男性も「いい所見せたい」という意識が高く、取り分け率が高まっているのかもしれません。

しかし同じく若い20代女性は「特定の男性が取り分ける」がたったの1.5%のみ。これはどういうことなのでしょうか?若い男性が男性相手に取り分けをする機会が多いシーンとして考えられるのは、上司や先輩、はたまた仕事の接待といったいわゆる「気を遣わなければいけない場所」。逆に若い男性が同年代の女性と鍋を食べる時は、彼女や友達といった気を遣わなくていいことが多く、取り分けをしない。そう考えると一応辻褄が合いますが、どうでしょうか?

すべての鍋を仕切る「鍋奉行」という言葉もある通り、鍋は本来誰かが仕切る料理なのかもしれませんが……。

どの年代でも男性の約2割は「特定の女性に取り分けて欲しい」

すでに鍋料理を楽しむほとんどの人は「各自が取り分ける」という調査結果がありましたが、そこでまた問題となるのは「鍋料理の取り分けについての本音」。例えば、自分で取り分けているけど内心は「女性に取り分けてほしいのに……」と考えている男性もいるかもしれません。そこで同調査では「鍋を食べるとき、誰に取り分けてほしいですか?」と質問。気になる回答は以下の通りとなりました。

誰かに「取り分けて欲しい」と思う願望は男女とも20代が一番高いですが、女性はやはり30代になると激減し、以降右肩下がりに。

まず男女比を見ると、明らかに差があります。「各自が自分の分を取り分ける」と回答した男性は67.4%に対し、女性は84.0%!やはり男性は特定の誰かに取り分けて欲しいという願望が、女性よりも強いことが分かります。さらに、どの年代でもまんべんなく「特定の女性が取り分ける」の回答が約2割をキープしているのも興味深いところです。

とはいえ約2割というのは少数派といえばその通り。男性でも半数以上は「各自が取り分ける」をOKとしていますが、女性としてはその2割の存在はけっこう重い。こういった数値で具体的なデータがあっても、なかなか正解が導き出せない「鍋の取り分け問題」。いっそ旅館の定食みたいに一人分の小さい鍋で各自食べる!?

【調査概要】
調査主体:株式会社プラネット『Fromプラネット』
調査期間:2018年9月20日〜10月11日
調査対象:DIMSDRIVEモニター4118人