八尾市は8日、来年4月に市立山本南保育所(同市山本町南)が近くの市立認定こども園に移行することに伴い、来年度から同保育所施設を活用した幼保連携型認定こども園か保育所を運営する民間事業者の募集を始めた。

 市内の認定こども園が、園職員の男による強制わいせつ事件に絡み来年度以降休園する見通しで、市が在園児への保育保障や待機児童の解消を目指す。

 関係者によると、男は30代で園長夫婦の息子。園児への強制わいせつ容疑で今年、逮捕・起訴された。0〜5歳児の計209人(10月1日現在)が利用しているが、事件を機に多数の保育教諭が退職を希望し基準を満たせず、来年度以降は休園する見通し。

 このため市は10月、保護者への説明会を開催。閉鎖予定だった山本南保育所を活用し、民間事業者による運営を提案。在園児は、新たな希望先と受け入れ先が合致しなくても、山本南保育所での入所は保障するという。

 市によると、問題のこども園から山本南保育所は直線距離で約2・4キロ。定員は150人を予定。事業者の募集は15日までで、すでに複数の事業者が興味を示しているという。問い合わせは市こども施設課(072・924・9857)。