FA権の行使を表明した丸

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 広島・丸佳浩外野手(29)が7日、球団にFA権行使の意思を伝えたが「プロ野球選手である以上、他球団の評価を聞いてみたいという思いもあるし、そういうのを聞ける機会もなかなかないので。今回、球団の方も宣言したうえで残留というのも認めていただいているので、いろいろ考えた結果、今日の結論に至った」と説明。当初から球団が“宣言残留OK”の方針を打ち出したことが後押しとなったようだ。

 球団からは「僕が取った権利だから『しっかりといろんな意見を聞いて、そのうえで考えて、できることなら当然残って』というお話はいただいた」ということで、条件面でも複数年契約の提示など「非常に高い評価をしてくれたし、そこは僕も感謝している」と語った。

 ただ、今オフのFAの目玉ともいえる丸が宣言した以上、他球団が触手を伸ばすのは必至。獲得を目指す巨人が広島を上回る金額を用意することも十分に考えられる。

 球団を選ぶうえで重視する点について現時点で丸は「まだ分からない」と言葉を選びつつ、気になる発言もあった。「結果的に3連覇することができたけど、本当の目標である日本一というのがなかなか届いていないのが現状。当然、僕自身もさらに上のレベルに行きたいなという思いはある。違う環境に身を置くことでレベルアップ? そういう選択肢もあると思うし、いろんなやり方があると思う」

 この言葉がいったい何を指すのか。全球団との交渉解禁は15日。「年内には決めたいと思っているけど、早い段階で決められたらいいかなと。僕一人の問題でもないので」と話した丸。どのような決断を下すのか注目される。