セミセルフレジ。(画像:モスフードサービス発表資料より)

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 モスフードサービスが運営するハンバーガーチェーンのモスバーガーは、東京と関西の7店舗でセミセルフレジを導入する。11月からの順次導入で、国内モスバーガー店舗でのセミセルフレジはこれが初めてとのこと。

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 現在の日本で続く少子高齢化などの影響のもと、モスバーガーでも慢性的な人手不足が問題になっている。そこで店舗運営の効率化が求められているわけだが、セミセルフというのは何がセミであるかというと、一つは既存のレジ機器をそのまま活用できるというところにある。

 セミセルフアプリケーションと自動釣銭機を追加するだけでセミセルフレジは構築できるため、導入コストが低く抑えられるというわけだ。

 こういった方式が特に効果を上げられるのは、もともと回転率の高い、駅前や商業施設周辺などの都市型店舗である。そこで、今回は日本を代表する二つの大都市圏、東京と関西からの導入という形になった。

 導入によってどれくらいの効果があるかということだが、これは既に実験導入店舗で検証が行われている。会計時間が減少するほか、つり銭のミスが減少するなどの副次的効果も見込めるため、会計に要する時間は客ひとりあたり平均5秒の削減となり、昼ピーク時においては、レジ回転数が約50%、オーダー数が60から90程度へと向上したという。

 ちなみに、セミセルフレジでは商品の注文はできない。まず有人カウンターにて商品を注文し(電話、インターネットにおける事前注文には対応できる)、セミセルフレジにおいて現金、クレジットカード(「VISA」「mastercard」「銀聯」)、電子マネー(「楽天 Edy」「交通系 IC」「モスカード」)で支払いをするという形になる。

 モスバーガーでは、今後セミセルフレジ方式を拡大するとともに、立地や店舗の状況によってはフルセルフ方式を導入することも視野に入れ、最適なシステムを開発・導入していくという。