スマートフォンの確定申告画面=国税庁のホームページから

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 国税庁は来年1月、所得税などの確定申告の手続きにスマートフォン専用画面を開設する。

 事前手続きを済ませると、パソコンやマイナンバーカードなどがなくても、スマホだけで申告書を作成・送信(提出)できるようになる。

 インターネットによる国税電子申告・納税システム「e―Tax」の利用率は法人は8割だが、個人は5割強にとどまる。個人の利用率を上げるため国税庁は、マイナンバーカードが必要だった従来方式に加え、新たにID・パスワード方式を導入。スマホやパソコンでもマイナンバーカードなしで申告できる。ID・パスワードは運転免許証などの本人確認書類を税務署に持参すれば、無料で即日発行される。翌年以降の申告でも、同じものを使える。

 2018年分の所得税の確定申告期間は、来年2月18日〜3月15日。電子申告は、期間中は24時間受け付ける。国税庁の担当者は「ID・パスワードは、住所にかかわらずすべての税務署で5分程度で発行できる。年が明けると混雑する可能性もあるのでお早めに」と呼びかけている。(花野雄太)