月9で相棒演じる中島裕翔から見た織田裕二のすごさ

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「現場はいつもわきあいあいとした雰囲気です。楽しんで演じているとついちゃめっ気が出てしまうのですが、僕のふとした遊び心が取り入れてもらえて芝居に生きることもあります」

そう話すのは、ドラマ『SUITS/スーツ』(フジテレビ系・月曜21時〜)で鈴木大輔を演じる中島裕翔(25・Hey! Say! JUMP)。撮影現場にお邪魔すると、中島は序盤の撮影現場とは思えないほど、終始リラックスした表情で撮影に臨んでいた。

「スーツは、以前、紳士服のCMに出演したときに着た2着を持っています。当時より身長が伸びたから、つんつるてんかもしれない(笑)。ドラマの大輔も、いまはビジネスマナーもろくに知らないけれど、仕事をこなすうちにマナーを身に付け、スーツの着こなしも変わると思います」(中島・以下同)

合間には撮影小物で遊んだり、スタッフと談笑しながら銃を撃つポーズをとったり、取材陣にもサービスカットを次々と。

中島が演じている大輔は、織田裕二(50)演じる敏腕弁護士・甲斐正午と組んで、弁護士になりすます役どころ。

「大輔のキャラクターを聞いたとき、『織田さんを相手に物おじしないってどういうことや!』と思いました(笑)。最初は無意識に遠慮していたんだと思いますが、『まだ遠慮しているね?』と織田さんに指摘されて目が覚めました。甲斐先生の背中を見て学ぶ大輔と自分自身が重なる部分もありますし、いまは、織田さんの胸を借りるつもりで臆せずに飛び込んでいます!」

そんな織田の印象を中島はこう語る。

「真面目で、熱量がすごくて、圧倒されてばかり。僕のことも目を配ってくださって、『大輔のシャツはもっとしわがあったほうがいいんじゃないかな』と身だしなみまでこと細かに。ありがたく思っています。妥協しない人ですね」

一度見たものを忘れない力を持っている大輔。そんな力がもしあったら?

「そんな力があったらチョー楽! すぐにでもほしいです(笑)。Hey! Say! JUMPのコンサートと掛け持ちしていることもあって、新幹線などの移動中にセリフを覚えるようにしているんですが、周りの目があるなかで台本を読むって大変で。大輔のような力があったら便利だろうなぁ」