錦織 2年ぶり4度目の最終戦出場が決定。デル ポトロの欠場が正式発表により繰り上がり[Nitto ATPファイナルズ]

写真拡大

日本時間4日、フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)が年間上位8選手で競うツアー最終戦である「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/11月11〜18日/室内ハードコート)を欠場し、代わりにレースランキング9位で終えていた錦織圭(日本/日清食品)が繰り上がりで2年ぶり4度目となる出場が決定したことをATP(男子プロテニス協会)が発表した。

デル ポトロは10月に行われた「ATP1000 上海」での試合中に転倒し右膝蓋骨を骨折。最終戦までにプレーできるようリハビリを行ったが時間が足りないと判断した。

錦織は今回の出場決定後に自身のTwitterを更新。「まず第一にデル ポトロの早い回復を願っています。彼にとって今年は素晴らしい年だった。次にロンドンでの最終戦に参加できることにとてもワクワクしている。今年はチャレンジャー大会からスタートし、全豪オープンとインディアンウェルズには出られなかった。この道のりをとても誇りに思う。ロンドンで会いましょう」と英語で綴っている。

これで錦織は最終戦には2014年、2015年、2016年に続く4度目の出場。2014年と2016年にはベスト4を経験している。

またデル ポトロは欠場について「ロンドンでの最終戦に出場できなくてとても悔しい」「最終戦は特別な大会で、膝を治すためにできることは全てやってきた。リハビリはうまく進んでいるが、もっと時間が必要だ。今はとても残念だが、今シーズンは全体的にとても良かった」とコメントしている。

テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 パリ」での錦織
(Photo by Justin Setterfield/Getty Images)