【滋賀 最新レポ】 古くて新しい「チーズふなずし」、鮒寿司が苦手でもおすすめ

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滋賀が誇る郷土料理、「鮒寿司」。日本にある寿司の原型ともいわれ、1000年以上の歴史がある。しかしながら、鮒寿司はその独特の発酵臭から「どうしても苦手」という人も多く、まず食べる前からなかなかハードルが高い料理といえるかもしれない。

その鮒寿司を、ひとまず食べてみるのにおすすめなのが、滋賀県北西部の高島市で販売されている「チーズふなずし」。1パック540円(5切入)

チーズふなずしは、市内にある魚屋「川魚のよしうめ」の『薫彩堂』が開発したオリジナル商品。フレンチやイタリアンなどのシェフやソムリエとともに、鮒寿司を現代風にアレンジし、オリジナルのチーズを合わせて仕上げた逸品とのこと。2017年度には日本が誇る商品を世界に発信する「OMOTENASHI SELECTION(おもてなしセレクション)」を受賞した。

このチーズふなずしを食べてみた。まるで生ハムのような風味と歯触りで、ワインやウイスキー、日本酒のおつまみとして、確かに合う気がした。鮒寿司が好きならそのまま食べても良いし、ちょっと苦手ならクラッカーに乗せて食べてみるのもおすすめだ。

チーズふなずしは、JR湖西線・新旭駅そばの「たかしま・まるごと百貨店」で販売されている。通常の鮒寿司よりも価格がリーズナブルで、まさに鮒寿司のお試しとしても最適。

滋賀県では、2018年12月24日まで、大型観光キャンペーン「虹色の旅へ。滋賀・びわ湖」を開催中。滋賀県全域を会場とし、歴史やグルメなど300を超えるプログラムが体験できる。滋賀ふるさと観光大使の西川貴教さんが「虹たびナビゲーター」に就任。

びわ湖高島観光ガイド
https://takashima-kanko.jp/
虹色の旅へ。滋賀・びわ湖 観光キャンペーン
https://www.biwako-visitors.jp/niji-shiga/

(Written by Aki Shikama)