豪雨危機のさなかに開かれた酒宴「赤坂自民亭」/(西村康稔氏のツイッターから)

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 この男は、反省ゼロだ。西日本豪雨の危険が迫っていることを承知しながら、自民党議員と「赤坂自民亭」なる酒宴で酒盛りをしていたことを批判された安倍首相。西日本豪雨では220人以上が犠牲になったのだから批判されるのは当然だ。

豪雨のさなか宴会写真 西村氏「防災本」出版していたア然

 さすがに、自民党の竹下亘総務会長(当時)も「どのような非難もお受けしようと思っております」と反省していた。

 ところが、安倍首相は完全に開き直ってみせた。2日の予算委員会で「対応が遅れたとの指摘は当たらない」と反論し、「野党は政治的に利用している」と逆ギレしたのだ。

 しかし、どんなに安倍首相が強弁しようが、豪雨対策に「空白の66時間」があったことは隠しようのない事実だ。それは、当時の首相動静を確認すれば一目瞭然である。

 酒宴「赤坂自民亭」が開かれたのは7月5日の夜。その6時間前の午後2時には、豪雨被害を懸念した気象庁が異例の「注意喚起」を出していた。つまり、安倍首相は豪雨被害を分かっていながら「気にしない、気にしない」とばかりに酒宴を楽しんでいたということだ。翌6日には、8府県に「特別警報」が出された。なのに、この日も、安倍首相は一切動かなかった。ようやく動いたのは7日。しかも、7、8日も20分足らずの「会議」をやっただけ。

 よく、これで「対応が遅れたとの指摘は当たらない」などと反論できたものだ。しかも、「野党は政治的に利用している」などと口にしているのだから、ふざけるにも程があるというものだ。政治評論家の山口朝雄氏が言う。

「政治利用は、安倍首相の方でしょう。安倍首相が『赤坂自民亭』に参加したのは、総裁選の票固めのためですからね。ここまで開き直るのは、自分はなにをやっても許されると傲慢になっているからですよ」

 反省ゼロの男が首相では、天災が発生した時、また被害者は見捨てられることになる。