サッカーファンの好き嫌いが最も分かれる!?「8人の愛憎選手」

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季節的には寒くなってきたが、フットボールシーンはこれからがホット!

ここでは、『Squawka』による「今サッカーファンから最も愛されるとともに嫌われている選手たち」を見てみよう。

セルヒオ・ラモス(レアル・マドリー/スペイン代表DF)

この夏、リヴァプールのユルゲン・クロップ監督と舌戦を展開したラモス。ドイツ人指揮官について、近年タイトル獲得が少ないと指摘したのだ。

このバトルは昨季のCL決勝でのムハンマド・サラーの負傷交代に端を発したもの。

クロップはラモスの行為に明らかに腹を立てていたし、リヴァプールファンたちの怒りも続いている。

エル・クラシコでも“やんちゃ”さを発揮してきたラモスは、現在のヨーロッパサッカー界における敵役といえる。

ジエゴ・コスタ(アトレティコ・マドリー/スペイン代表FW)

プレミアリーグとリーガのほとんどの選手は、彼の典型的な振る舞いの標的にされたことがあるはず。

彼は相手DFたちを痛めつける意味で“キング”と言えるだろう。

今の彼は2013-14シーズン頃のトップフォームを取り戻したように見える。

だが、チェルシーではアントニオ・コンテ監督と衝突したことで、干されるはめにもなった。

アンデル・エレーラ(マンチェスター・ユナイテッド/スペインMF)

2014年にユナイテッドに加入した際、エレーラのこういう側面を期待していたファンがどれほどいたかは定かでない。

だが、彼は確かにそういうカテゴリーの選手になってきた。エレーラはジョゼ・モウリーニョが最も評価するMFのひとりだろう。

彼は絶えず足首を刈り、レフェリーに何かをささやいている。ユナイテッドが敵地にやってきた際、彼は相手ファンの野次の対象になるのが常になっている。

ルイス・スアレス(バルセロナ/ウルグアイ代表FW)

リヴァプール時代に欧州で最も“ワイルド”な選手のひとりとしての地位を確立したスアレス。

彼を個人的に知る人達は、ピッチ外では最高の人間だと言う。その意味で彼には完全な2面性がある。

スアレスはチームに利益をもたらすためにどんなことでもやる。本人も負けることにうまく対処できないことを何度も認めている。

物議を醸す出来事にあふれたキャリアを送る驚異的な選手だ。様々な理由によって受けが悪い選手でもある。

セルヒオ・ブスケツ(バルセロナ/スペイン代表MF)

彼は多くの人にとって最も評価が分かれるバルセロナの選手だ。エル・クラシコでは審判をだまそうとしたことも。

これはスアレスにも言えることだが、もしブスケツがいなければ、バルサはここまで強くなれなかっただろう。

とはいえ、“演技”は少しやりすぎかもしれない。2010年のCL準決勝インテル戦で顔を手で覆ったシーンはずっと記憶されることだろう。

ネイマール(PSG/ブラジル代表FW)

この夏のワールドカップにおいて、転がり過ぎで批判を浴びたネイマール。

コスタリカ戦ではボックス内で倒れ込みPKを得るも、VARによってそれが覆されるという出来事もあった。

無念の敗退後には「試合後に4,5時間のアイシングが必要になることがしばしば」と主張して自らを擁護した。

とはいえ、ロシアでの振る舞いにイラつくファンも少なくなく、ネタ化されてしまった。

マルアヌ・フェライニ(マンチェスター・ユナイテッド/ベルギー代表MF)

彼は審判の近くではキレイにプレーする選手だ。ピッチ上で著しく悪質というわけではないが、結局は肘を振り回す。タックルもナスティだ。

ただ、その振る舞いを除けば基準をクリアしている。彼の決めるゴールは手も足も出ない。フェライニのようなMFはほとんどいないのだ。

ジョゼ・モウリーニョ監督は彼をオプションとして効果的に使っている。残り15分でユナイテッドが得点を必要としている際、ピッチに投入されると大抵は機能する。(相手選手が)彼に対抗できることは多くない。

絶体絶命の試合でファーにボールが上がった際、そこにフェライニがいることを確信できるだろう。相手とすれば、非常に非常に厄介だ。

ペペ(ベシクタシュ/ポルトガル代表DF)

彼とセルヒオ・ラモスが組んだレアルのCBコンビは最も恐ろしいタッグのひとつだった。レフェリーも対処するのが非常に難しい2人であった。

今夏のワールドカップでは今でもやんちゃだという一面を見せた。

最も仰天だった彼の振る舞いといえば、2009年のヘタフェ戦のあれだろう。終盤のPKに正気を失うと、相手選手ハビエル・カスケロを蹴ったのだ。ナスティだった。