タレントのIKKOが、10月29日放送の『ビビット』(TBS系)に出演し、自らが経験したパニック障害について語った。

 映像で出演したIKKOは、「症状が出たのは39歳の冬。外で電話していたら急に首元が張るような感じがした。どんどん発作のようになって即入院」と説明する。

「入院が終わったあとからがすごく大変だった」というIKKOだが、当時はヘアメイクとして、多くのスタッフを抱えながら仕事に奔走、多忙を極めていたそう。

 仕事のプレッシャーから「自分自身の許容範囲を超えてしまったような気がする」と振り返る。

 具体的な症状としては、顔面まひや、めまい。さらには「電話が鳴ると体が震える」など。飛行機や新幹線などの乗りものや、「閉鎖された中にいると、苦しくなったときに『ここから出られるのかな?』」と不安になり、ホテルの最上階や地下などにも近づけなかったという。

 41歳のテレビ出演をきっかけに、周囲の人間の優しさに触れ、症状が徐々に改善していった。2014年11月4日付けの「Sankei Biz」のインタビューでも、友人の一言が自分を救ってくれたと明かしている。

「パニック障害から私を救ってくれたのは、知人のある一言でした。『リラックスして体の力を抜くことが必要だ』。それから、だいぶ気持ちにもゆとりを持つことができるようになりました」

 肩こりなど体の疲れに配慮し、睡眠にも気をつけるようになったIKKO。調子が悪い場合は無理せず、薬を1日に1錠服用し、お守りとして常に携帯しているという。

 さらに、精神的な余裕を持つことも重要だと語る。

「小さな幸せを見つけるようにしています。自分の好きなビデオを見ることでもいいし、多少太ってもいいからおいしいものを食べて、だらしなくする。会いたくない人には、ムリして会わなくてもいいのです」

「Sankei Biz」のインタビューでは「自分の時間をしっかりとるようにしている」と明かしたIKKO。周囲の友人に恵まれたこと、仕事に追われる生活から離れたことが、いまの活躍を生んでいるのだ