マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長(右)【写真:Getty Images】

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 スペイン2部のテネリフェに所属するマルク・クロサスが、レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長を痛烈批判した。

 バルセロナの下部組織出身で、2007年にトップチームデビューを果たしたクロサス。現在はテネリフェでプレーしている。同選手は自身のツイッターを通じて「フロレンティーノ・ペレスは4ヶ月の間に、歴史あるスペイン代表チームと、史上最高のマドリーを破壊した」とつぶやいた。マドリーを解任されたフレン・ロペテギ前監督に関しては「可哀想」とコメントしている。事の発端はロペテギ前監督の解任劇にある。

 2016年7月にスペイン代表の指揮官に就任したロペテギ監督は、ロシアワールドカップを夢見てチームを強化してきた。しかし、本大会前日(6月13日)になって電撃解任。マドリーと極秘交渉を行なっていた事で、スペインサッカー連盟のルイス・ルビアレス会長の怒りを買ったのである。それでもすぐに、ロペテギ監督はマドリーの指揮官に就任した。マドリーは火に油を注ぐように、ワールドカップ開幕日(6月14日)に監督就任会見を行なっている。

 マドリーは開幕3連勝でスタートを切った。しかし、9月22日のセビージャ戦から5戦未勝利。チャンピオンズリーグのビクトリア・プルゼニ戦で勝利をおさめたものの、バルセロナとのエル・クラシコでは1-5の大敗を喫した。この結果を受けて、10月29日に解任が発表されている。

 6月から10月までの4ヶ月間で、マドリーとスペイン代表を引っ掻き回すことになった。ロペテギ前監督の責任は大きいものの、ペレス会長のやり方にも問題があったと考える人は多い。

text by 編集部