学園祭も「清楚」で「謙虚」に?

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 女子アナの登竜門ともいわれる有名大学のミスコン。最も古い歴史を誇る「ミス青学」を筆頭に「ミス慶應」「ミスソフィア(上智)」など、この季節には煌びやかなミスコンがいたるところで開催されている。

 もとより、ミスコンたるもの自己顕示欲の発露に他ならないのだから、目がチカチカするほどの輝きを放つのは当然のこと。しかし、この10月27日に白百合女子大学の学園祭で行われたミスコン「Pure Lily Show」はいささか趣向を異にする。

 同大の関係者によれば、

「うちのミスコンでは最終選考に残ったファイナリストの学生の顔写真はおろか、名前も表に出ない。グランプリに輝いた学生が誰かも公表されません」

 確かに、ネットで検索してみても、出てくるのはツイッターに掲載されているイニシャルのみ。

学園祭も「清楚」で「謙虚」に?

「とにかく大学側の締め付けが厳しいんです。うちはフランスの修道女会が母体になっている大学ですから、清楚で謙虚にというのは分かります。でも、例えば学生がテレビの街頭インタビューなんかに出て、白百合女子大と名乗っただけで大学側は目くじらを立てる」(同)

 実は、大学側が締め付け、監視をするのは学生だけではない。さる教員は、

「マスコミから取材を受ける際に大学当局の許可を取らなければならないのはもちろんのこと、学術誌に論文を発表する際にも大学のチェックを受けなければならない。大学側が教員に対して公然と“うちは事前に検閲をします”と言い放ったこともありました。学問の自由が保障された大学で“検閲”なる言葉を耳にするなんて驚きましたよ」

 結果、大学の人気にも翳りが出て、近年は入試の偏差値も50を割り込むんだとか。お嬢様学校が“Fラン”と呼ばれる日も近い?

「週刊新潮」2018年11月8日号 掲載