茨城・笠間市で先住民歌手がライブ 東京五輪の台湾ホストタウン
(東京 29日 中央社)2020年東京五輪・パラリンピックに向け、台湾の「ホストタウン」に登録されている茨城県笠間市で27日、台湾原住民(先住民)プユマ族出身の歌手、サンプーイ(桑布伊)さんがライブを行った。独特の掛け合いで観客との距離を縮めたり、優しい歌声をギターの音色と共に響かせたり、多彩なパフォーマンスで観客を魅了した。
大会参加国・地域の選手らとの相互交流に取り組むホストタウン。笠間市は2月に台湾を対象に登録。8月には台北市内に「台湾交流事務所」を開設した。
台湾を代表する音楽賞「ゴールデン・メロディー・アワード」(金曲奨)で多数の受賞歴を持つサンプーイさん。同市の山口伸樹市長によれば、群馬県からライブに訪れた人もいたという。
台北駐日経済文化代表処台湾文化センターは、台湾のホストタウンを務める複数の自治体とすでに連絡を取り合っており、来年以降、台湾の音楽団体を派遣するなどして文化交流を図るとしている。
(楊明珠/編集:楊千慧)
大会参加国・地域の選手らとの相互交流に取り組むホストタウン。笠間市は2月に台湾を対象に登録。8月には台北市内に「台湾交流事務所」を開設した。
台北駐日経済文化代表処台湾文化センターは、台湾のホストタウンを務める複数の自治体とすでに連絡を取り合っており、来年以降、台湾の音楽団体を派遣するなどして文化交流を図るとしている。
(楊明珠/編集:楊千慧)