コッペパンに挟まるのは「みたらし団子」!なんと串も刺さっている

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これから紅葉が深まる秋の行楽シーズン。高速道路を使ったロングドライブの途中で立ち寄るのがサービスエリアやパーキングエリアだ。最近、そこで販売する「コッペパン」が脚光を浴びつつある。食事系、スイーツ系と、なんでも挟めるコッペパン。その中でも特に変わりダネの5つを紹介しよう。

【写真を見る】コッペパンに餃子を3個挟んだ「餃子ドッグ」

■ コッペパン×みたらし団子

関越自動車道の高坂サービスエリア(下り線)で販売するのは、コッペパンの間にみたらし団子を挟んだ「初雁醤油のみたらし団子」(250円)。みたらしのタレに、高坂サービスエリアのある川越市内「松本醤油店」の初雁醤油を使用。老舗の味が楽しめるとのこと。

■ コッペパン×餃子

東北自動車道の大谷パーキングエリア(上下線)で販売するのは、宇都宮名物の餃子を大胆にも3個挟んだ「餃子ドッグ」(390円)。パンにはマヨネーズがかけられており、お好みでラー油をかけてもおいしいとのこと。餃子にパン、意外とイケる!?

■ コッペパン×牛タン

東北自動車道の菅生パーキングエリア(下り線)で販売するのは、一見フランクフルトを挟んだコッペパン。しかし中身は何とスパイスの効いた牛タンソーセージという「牛たん入りフランクサンド」(500円)。スパイスの効いた牛タンソーセージとコッペパンの甘さが最高! と評判を呼んでいるという。

■ コッペパン×ビッグチキンカツ

みたらし団子を挟んでしまう関越自動車道の高坂サービスエリア(下り線)は、パンよりも大きなチキンカツも挟んでしまった。その名もズバリ「ビッグチキンカツ」(500円)。具のボリュームはなんと170グラム! あまりの大きさに驚くこと間違いナシだ!

■ コッペパン×サバ

最後に紹介するのは、北陸自動車道の米山サービスエリア(下り線)で提供する「サバサンド」(300円)。米山名物のサバをフライにし、サバサンド専用として作ったコッペパンに挟んだという一品だ。味付けはレモンと塩・胡椒というシンプルなもの。カリッと上がったサバとコッペパンの愛称も抜群だという。

■ なぜコッペパンが人気なのですか?「わかりません」

さて、なぜに高速道路でコッペパンがもてはやされているのか? NEXCO東日本のサービスエリアを運営するネクセリア東日本の広報に話を伺った。

「片手で食べられて、中に挟むものの決まりもなく、切った断面が写真映えするとか? 確かにサンドイッチだっていいんじゃないかなと思いますが……昭和レトロ? 学校給食? 何かノスタルジック? ごめんなさい、けっきょくわからないです」との答え。「でもサンドイッチとコッペパンのどっちを買うと言われたら、私はがっつりコロッケが鎮座したコッペパンを買います」と、担当者はサンドイッチよりはコッペパンを選ぶそうだ。

高速道路でしか出会えないコッペパン。秋のおでかけの際にチェックしてみてはいかがだろう。(東京ウォーカー(全国版)・栗原祥光)