冷凍した食パンをおいしくリベイクするコツ

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冷凍保存した食パンをトーストしたら、パサパサして味もイマイチだったという経験はありませんか? 

「銀座木村家」の製造責任者・水谷健司さんによると、冷凍した食パンをリベイクするときのコツは、高温&短時間で焼くこと。「食パンには約40%の水分が含まれていますが、長く焼くほど水分が失われ、パサついた焼き上がりに。あらかじめトースターを温めておき、表面をスピーディに焼くと、水分の蒸発を防げます。さらに予熱時に水分を補えば、スチームの効果でふんわり感がアップします」(水谷さん)。


〈スチーム予熱〉のやり方は簡単。パンを焼く前に、アルミカップまたはアルミホイルを丸めてカップ状にしたものに小さじ1程度の水を入れ、オーブントースターを温めるだけ。予熱時間の目安は1000Wで3〜4分。予熱後、冷凍した食パンを入れて表面がきつね色になるまで焼いたら、でき上がりです。

食べてみると、外はサクサク、中はふんわりとした〈サクふわ〉トーストに。ぜひみなさんも、試してみてください。

監修/水谷健司 イラスト/丹下京子 文/編集部・春日
(『オレンジページ』2018年11月2日号より)