11月17日(土)に行われるギャラリートーク形式の解説/写真は主催者提供

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岡山県岡山市にある夢二郷土美術館本館で12月16日(日)まで、企画展「夢二式美人」が開催されている。

【写真を見る】夢二が思い描く美人とは?夢二の視点で絵を見ると違った発見があるかも/写真は主催者提供

竹久夢二(1884-1934)が描いた美人画を紹介する同展。竹久夢二の絵画はその独特な美意識から「夢二式美人」と称され、憂いをたたえた、はかなげな女性像が描かれており、今も多くの人を魅了する。

大きな瞳、しなやかな体つき、大きめに描かれた手足などの特徴をもつ抒情的な夢二式美人は、夢二の理想の女性像の追及であり、そこに描きだしたのは「心の詩」だった。同展では葛藤の中から夢二が描きだそうとした理想の女性像に迫る。

担当者は「夢二郷土美術館選りすぐりの夢二式美人が描かれた作品が一堂に会する展覧会をぜひお楽しみください」と来場を呼びかける。

11月17日(土)には竹久夢二が描いた夢二式美人について、展示室で作品を見ながら解説を行うギャラリートークも開催。このほか、会期中はさまざまなイベントも開催されているので、夢二郷土美術館で竹久夢二の絵の世界に触れてみよう。(東京ウォーカー(全国版)・ウォーカープラス編集部)