Google Pixel 3は革新的だ!  4階建てビルをまるごと使った「Google Pixel まだ見ぬ世界展」 でスマホの未来を知る

写真拡大 (全20枚)

「Google Pixel 3」は、Googleが2018年11月1日に発売予定の最新スマートフォンだ。
「Google Pixel まだ見ぬ世界展」は、
この「Google Pixel 3」の革新的なカメラによるAR技術や画像検索の実用性を体験することができる。
場所は都内表参道、期間は2018年10月28日まで。

「Google Pixel まだ見ぬ世界展」を、実際に体験してきた。


■Google Pixel 3を渡され、ミッションが始まった
「Google Pixel まだ見ぬ世界展」の会場は、東京メトロ表参道駅のA3出口から出てすぐの場所にある。
このイベント、何がスゴいかといえば、まず、4階建てのビル一棟を丸ごと借り切って開催されていることだ。
つまり、この4階建てビルがまるごと「Google Pixel」を体験するスペシャルワールドなのだ。




筆者が取材した日は、初日(10月20日)の午後。
すでにかなりの人の列ができていた。スタッフによると、オープン前から行列ができていたそうだ。
入場制限のため15分ほど待たされたが、無事に体験に参加できた。

いよいよ「Google Pixel まだ見ぬ世界」のはじまりだ。

1階の入口を入り、受付に着くと、いきなり「Google Pixel 3」を渡された。
当然だが、「Google Pixel 3」が貰えるわけでない。
最新モデルを1人に1台、貸し出して、「Google Pixel まだ見ぬ世界」を体験せよ! というわけだ。

とりあえず「Google Pixel 3」を手にしたら、スタッフの説明を聞いて、2階にあがるのだ。


「Google Pixel まだ見ぬ世界展」の受付


スタッフによると、
・各階には、ミッションが用意されている
・ミッションをクリアするとシールがもらえる
・すべてのシールを集めると、帰りにお土産がもらえる

※Google Pixel 3で撮影した写真は、端末を返すときに渡されるQRコードによって、インターネットからダウンロードすることができる。


■Googleレンズの便利さを理解せよ! - 開発ストーリーと写真から情報を得る
2階でのミッションは、2つのフロアで以下をクリアすることだ。
・開発ストーリーを知る
・Googleレンズで蝶を撮ってみる


開発ストーリーを知るフロア


開発ストーリーを知るフロアに入ってみた。
そこにはGoogle Pixelの本がある。

この本は、実際にGoogle Pixelを開発したデザイナーが紹介されている。
Google Pixel 3の開発に携わったデザイナーには、日本人の方もいることもわかる。


Google Pixelの本


Googleレンズで蝶を撮るフロアでは、スタッフが蝶のシートを渡してくれた。
このシートから蝶を切り抜き、壁や柱、岩などに貼り付ける。


Googleレンズで蝶々を撮るエリア



この貼り付けた蝶をGoogleレンズで撮影する。
すると、蝶の種類がスマホに表示されて知ることができるのだ。


蝶を撮影すると、蝶々の種類が分かる


Google Pixel 3のGoogleレンズを使えば、写真から情報を得ることが可能となる。
試しに、当日履いていたスニーカーを撮影してみたところ、スニーカーに関する情報がいとも簡単に表示された。
写真を撮るだけで調べ物ができるので、生活がより便利になりそうだ。


履いていたスニーカーを撮ったら、情報がいとも簡単に表示された



■漂う雲にダイブせよ! - カメラ機能を試す
3階は、「Dive into the Cloud 〜漂う雲にダイブしよう〜」のコーナーだ。
風船の部屋には、風船がたくさんあり、Google Pixel 3で写真を撮るというものだ。


風船がたくさんある部屋



風船の部屋に入ると、空気が下から噴き出しており、風船がまるで雲のように、フワフワと漂っている。
風船の中には、Googleの「G」が付いてものがあり、それをまずは探して写真におさめよ、というミッションだ。


Googleの「G」が付いた風船と記念撮影



次は、「Google Pixel 3のカメラ機能を体験する。

広角撮影
Google Pixel 3では、広角撮影が可能だ。セルフィースティックがなくても、みんなの写真を撮ることができる。


普通に撮影



広角撮影だと、一歩引いたかたちで、全体を撮影することができる


トップショット
写真撮影されたとき、思わず目を閉じてしまうことも多い。そんなときには、トップショット機能を使うことで、前後の瞬間から適切な一枚をお勧めしてくれる。


写真撮影されたとき、思わず目を閉じてしまうことも多い



トップショット機能を使うことで、前後の瞬間から適切な一枚をお勧めしてくれる


ポートレート
スマホで人物を撮影すると、ピントが合っていなかったり、ボケがうまく表現できていなかったりすることがある。Google Pixel 3では、ぼかし具合や奥行きも、あとから調整することができる。一眼レフカメラのようなボケ具合の写真も撮ることができる。


ぼかし具合や奥行きも、あとから調整することができる



■ARを体験せよ! - アーティストとのコラボケースを見る
4階は、
・AR体験
・アーティストとのコラボケース
ができるフロア。


4階のフロアは、AR体験やアーティストとのコラボケースを見ることができる


AR体験は、「Experience the Invisible〜見えないものを体験しよう〜」というコーナーで、アーティストとコラボしたARアートを体験できる。

「PIXEL PATCHWORK」は、
日本を代表するファッションデザイナーANREALAGE森永邦彦氏とのコラボアプリ。
Google Pixel 3で、顔、手、足、床、壁など、様々な写真を撮影すると、それらの写真を合成することによって、森永氏がデザインしたような画像をアプリが作ってくれるのだ。
作成された画像は、インターネットからダウンロードすることができる。


ANREALAGEアプリは、森永邦彦氏がデザインしたような画像を簡単につくれる



「Pixel Fingerprint」は、
建築やインテリアのデザイナー岩村寛人氏とのコラボアプリ。
Google Pixel 3で写真を撮影すると、その写真が加工され、岩村氏がデザインしたような指紋をモチーフにした画像が作れる。


デザイナー岩村寛人氏がデザインしたような画像を簡単につくることができる



アーティストのコラボケース


■Google Pixel 3イベントとは - Google担当者に聞く
発売前に「Google Pixel まだ見ぬ世界展」を開催したのは、なぜ?

Googleプロダクトマーケティングマネージャー大久保真衣子氏
「Google Pixel 3は、AI機能で写真を綺麗に撮れたり、今まで調べられなかったことが簡単に検索できたり、より便利なスマートフォンになっています。それを皆さんに気軽に楽しく体験させていただきたかったので、この展示をさせていただきました。」

表参道を開催地に選んだのは、ライフスタイルを象徴しているエリアだからだそう。
そんなライフスタイルに敏感な人たちに、Google Pixel 3を体験してもらいたいという。


Googleプロダクトマーケティングマネージャー大久保真衣子氏


Google Pixel 3とは、どんなスマートフォンなのか?
大久保真衣子氏
「AIとハードウェア、ソフトウェアが融合したときの最高の端末のかたちというのが、Google Pixel 3であると考えております。」

また今回のイベントについては、
「4階に展示しております、日本を牽引される有名なアーティストさんとのコラボケースやARを含めて、ぜひ、皆様に体験していただければと思います。」と、語ってくれた。


ITライフハック 関口哲司