醤油を極めた店主が作る 美味・美麗な一杯!「らぁ麺 紫陽花」の「醤油らぁ麺」(730円)

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愛知・岐阜・三重の絶品麺を紹介する、東海ラーメン本の決定版「ラーメンWalker東海2019」。同誌で毎年行っている、本当に旨いラーメン店を決めるランキング企画「ラーメンWalkerグランプリ」では、ラーメンの達人である百麺人や、読者やWebユーザーらの投票で店を選出している。今回は、2018年・愛知総合部門の結果を発表!愛知県内にあるラーメン店から、トップ3に輝いた実力店を紹介する。

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■ 3位「総本家 好来道場」(名古屋・吹上)

第3位は、名古屋のご当地ラーメンとして愛される好来系の総本山「総本家 好来道場」。創業から約60年間、伝統の味を守っている。松、竹、寿といった古風なメニュー名もおもしろい。

この店の「快老麺(並)」(900円)は、チャーシュー2枚にメンマ、ネギ、海苔をのせ、仕上げに大判のとろろ昆布で丼を覆うという驚きのビジュアル。とろろ昆布はスープに溶かし、麺と絡めながら味わおう。丼からあふれんばかりに注がれるスープは、水と鶏ガラに大量のタマネギを投入して炊き込んだ唯一無二の根菜スープ。ほんのり甘味があり、飲み干せるほどに優しい味わいの虜になったリピーターが続出している。トロトロに煮込まれたチャーシューは、三河もち豚を使用した自慢の一品だ。

[店舗DATA]住所:愛知県名古屋市千種区春岡通6-1-16/電話:052-735-3655/営業時間:11:00〜14:00/休み:日曜(祝日の場合営業)

■ 2位「中華蕎麦 生る」(名古屋・今池)

店主のセンスが光る超濃厚つけそばで、昨年のGP愛知新店部門第1位を獲得した人気店「中華蕎麦 生る」が総合2位に。

人気の「味玉つけそば」(900円)は、豚骨や鶏ガラを2日間煮込み、野菜や煮干し、サバ節などで旨味を増したつけ汁を自家製極太麺で味わう、印象派の一杯だ。旨味にパンチがある濃厚なつけ汁に合わせ、小麦の豊かな風味が味わえる自家製麺を採用。国産小麦の外皮に近い部分をメインにブレンドし、さらに全粒粉を加えている。つけそばのつけ汁を和風ダシで割る「濃厚中華そば」(780円)も高評価。今春からは休みの月曜と火曜を利用し、二毛作も決行予定!店名は「うら生る」。レギュラーとは別の遊び心満点の品が登場する。

[店舗DATA]住所:愛知県名古屋市千種区豊年町3-18/電話:052-717-6028/営業時間:11:30〜14:00、18:00〜21:00/休み:月曜、火曜(祝日の場合営業)

■ 1位「らぁ麺 紫陽花」(名古屋・六番町)

見事1位に輝いた「らぁ麺 紫陽花」は、醤油に徹底的にこだわった店主が作る味を求め、平日でも行列を成す超人気店。数々の有名店を食べ歩き、「鉢ノ葦葉」「丸和」などの名店で修業した店主の戸谷氏は、タレに使う生醤油を自分で火入れし、香ばしさの調整を行うなど、旨さへの手間を惜しまない。その姿勢と独自配合の醤油ダレ、旨味凝縮のスープが合わさり、至高の一杯が完成するのだ。

看板メニューの「醤油らぁ麺」(730円)は、今秋からスピルリナ麺に変えたことで、見た目の印象もより美麗なものに変化。その麺に合うよう、スープは鶏や昆布など素材の旨味を凝縮させた力強い味わいに。トッピングの鶏チャーシューは、柚子胡椒で香り付け。豚チャーシューはスモークしている。

[店舗DATA]住所:愛知県名古屋市中川区八剱町4-20-1 コーポ源1F/電話:052-355-0787/営業時間:11:30〜14:30、18:00〜21:00/休み:月曜

今回紹介した3店は、名店が数多く存在する愛知でベスト3に選ばれた真の人気店。その実力を確かめに、足を運んでみてほしい。(東海ウォーカー・東海ウォーカー編集部)