2018年10月5日の風景。北海道胆振東部地震の被災地でもある札幌市だが、その景色は街のパワーを物語るかのよう/(C)川村 勲

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「夜景サミット2018 in 札幌」にて「日本新三大夜景都市」が発表され、長崎市(1位)、札幌市 (2位)、北九州(3位)が認定された。そこで今回は、北海道ならでは景色が楽しめる札幌市「藻岩山」の夜景をピックアップ。体験型のイルミネーションを展開する「白い恋人パーク」の最新情報も合わせてチェックしよう!

【写真を見る】ロープウェイ、もーりすカーを乗り継いで絶景の「もいわ山 山頂展望台」へ/画像提供:札幌振興公社

■ 札幌を一望できる大パノラマが広がる「藻岩山」

札幌中心部からも程近い「もいわ山 山頂展望台」の標高は531m。ロープウェイと、もーりすカーを乗り継いで向かうと、目の前に大パノラマが広がる。山頂から眺める景色は圧巻のひと言。特に空気が澄んでいる冬に眺める夜景は感動もひとしおだ。

展望台からは札幌の街並みをはじめ、雄大な石狩平野や石狩湾に増毛連山と360度の雄大な景色を眺めることができる。特に夜景の時間帯は多くの人でにぎわうため、夕景を狙って訪れるのがオススメだ。

2012年7月に「恋人の聖地サテライト」に認定されている「もいわ山 山頂展望台」は、デートスポットとしても人気。高台に配された「幸せの鐘」を鳴らし、「愛の南京錠」(中腹駅売店「もいもいのおみせ」と山頂駅「スターホール」で販売)に2人の名前を書いて手すりに取り付けると絶対に別れないという伝説があるという。

また、建物内はすべてバリアフリーとなっており、山頂展望台は地下1階から屋上までエレベーターで移動できるほか、雨天や真冬の厳しい寒さでも室内から夜景を眺めることができる眺望スペースも用意されている。山頂には一面ガラス張りの絶景のレストラン「THE JEWELS」もあるので、美味しい料理と共に夜景を楽しんでみては? 

■ 「白い恋人パーク」で参加・体験型イルミネーションを展開!

札幌を代表する銘菓「白い恋人」の製造工程を見学できるテーマパーク。約10万球の電球が中庭を鮮やかに彩るほか、約10mのメインツリーやサンタクロースのソリは写真スポットとして多くの人が訪れている。

2018年は、白い恋人パークの巨大な壁面がプロジェクションマッピングとゲームを融合した新感覚のプレイゾーンに変身する「スイーツエキサイトシューティング」が登場。

「ある日、美味しいお菓子でみんなに幸せを届けるお菓子工房に、お菓子が大好きなモンスターがやってきて工場を乗っ取ってしまいました!工場からモンスターを追い払うため、キャンディ・シューターでやっつけよう!」

というストーリのもと、キャンディ・シューターと呼ばれるシューティングマシンを使って、壁面に映し出されるモンスターを狙い撃つという体験型コンテンツ(1回700円)となっている。最大16人でプレイが可能なので、みんなと一緒にモンスターをやっつけよう!

さらに、チェダーハウス前に“氷を使わない”特設スケートリンク「スイーツ スケート ファンタジー」(1回500円)も登場。光と映像がフロアを動き回る体感型のアトラクションでファンタジーの世界の中、スケートを楽しむことができる。

ほかにも、札幌からくり時計塔をプレゼントBOXに見立てた演出や、SNS映え必須のフォトスポット、「プレゼントをもらいにきた雪国の動物たち」をテーマに展開される様々な装飾など、見どころが盛りだくさん。

札幌市では芸人・平野ノラがアンバサダーを務める宿泊キャンペーンイベント「札幌よくばり夜景旅」(https://www.sapporo-yakei.jp/campaign/)を開催中。宿泊ホテルプランや夜景ディナープラン、夜景ナビゲーターと行く夜景周遊バスなど目的に合わせて札幌の夜景を満喫する旅に出かけよう!(東京ウォーカー(全国版)・CRAING)