川崎麻世「訴訟せず」誓約書の存在…裏切られた長女はPTSD

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「報道では“麻世さんが子どもたちのためにこれまで離婚を避けていた”という論調が目立ちますが、麻世さんがお子さんたちのことを心底から考えているとは思えません」

こう本誌に“怒りの告発をするのは川崎麻世(55)と離婚裁判中であるカイヤ(56)の知人の1人・Aさんだ。90年に結婚し、長女(28)と長男(22)に恵まれた2人だが、長男が成人を迎えた2年前に麻世が離婚調停を申し立て、裁判に発展。

「別居と報じられたこの14年間、麻世さんは自分の都合だけで自宅を出入りしてきた」(前出・Aさん)という。夫妻をよく知る友人のBさんもこう憤る。

「報道ではカイヤさんが勝手に自宅の鍵を替えたことになっていますが、玄関の鍵はダイヤル式で入れる状態になっていたようです。麻世さんは彼女ができるとぱったり家に帰ってこなくなり、別れると平気な顔をして帰ってくるのだとか。2人のお子さんたちは身勝手な父親が許せなかったのだと思います」

この“親子断絶”の発端は、遡ること18年前――。

カイヤさんが仕事で海外ロケに行ったんです。長期で家を空けていたときに、子どもたちのいる自宅に麻世さんが別の女性を泊まらせたそうです。当時10歳の長女は、それ以来麻世さんを完全にシャットアウト。その後、彼女はLAに移住し、その後10年以上麻世さんとは面会していないと聞いています」(川崎家の知人・Cさん)

LAに住む長女は、晴れて一流企業に就職。約6年前、麻世とカイヤにラスベガスでの夫婦共演の仕事が入り、長女と麻世に“再会の機会”が――。

「ただし再会の条件として、長女の仕事場には来ない約束だったのに、麻世さんは勝手に来たみたいで。実は長女は両親が芸能人だということをずっと隠していたんですが、そのせいで経歴が明らかに。『あなたの両親はセレブなんだから働かなくてもいいじゃない』と嫌味を言われて、そのことが原因で仕事を辞めてしまったそうです」(長女の知人・Dさん)

18年におよぶ麻世と長女の確執は、年を経るごとに深まるばかり。だが離婚調停中の昨年末、麻世が「娘に会いたい」とカイヤに申し込んできたという。

「麻世さんに同情したカイヤさんは『パパであることに変わりはない。人を許す気持ちを持って』と長女を説得したそうです。ようやく軟化した長女は『会うならパパに約束してほしいことがある』と“面会の条件”を提示したみたいです」(前出・Aさん)

前出のBさんは長女と麻世の間で交わされたという“誓約書”の存在についてこう明かす。

「面会の条件として、長女は麻世さんに“ある誓約書”にサインをすることを求めたそうです。誓約書には“麻世さんがカイヤさんに起こしている訴訟問題をすべて取り下げ、今後も訴訟を起こさない”“子どもたちの写真を仲よしアピールの目的でブログに載せない”といった趣旨のことが書かれていたようです。麻世さんは納得してサインをし、面会が実現することになったといいます」

実際に面会が実現したのが今年の1月。「大阪に暮らす麻世の実母(83)の誕生日会だった」とBさんは続ける。

「誕生日会にはカイヤさんと麻世さん、長男、そして長女。みんなが揃ってお祝いをしたのだとか。麻世さんは長女に『もう大丈夫。裁判はしない。いい家族になろう』と話し、その言葉をカイヤさんも子どもたちも安心して信じたんです。久しぶりの一家団らんの時間を過ごしたそうです」

だが、ここでまた“非情な裏切り”が――。

「団らんの数日後、カイヤさんのもとに裁判所から麻世さんが離婚訴訟を起こしたという通知が届いたそうです。カイヤさんも長女も精神的に参ってしまって。長女は麻世さんのことが原因でPTSDのような状態になり、新たに勤めていた会社を退職。いまも仕事に復帰できていないそうです」(前出・Aさん)

麻世の所属事務所に誓約書について聞くと「裁判中なので何もお答えできません」という回答が。カイヤの事務所も「弁護士に任せておりますのでお答えできません」という回答だった。事務所関係者によると「カイヤの弁護士が代わり延期になった裁判は11月に再開される予定だ」という。長女の誕生日は、くしくも11月27日。家族はそれぞれ、どんな気持ちで長女の誕生日を迎えるのだろうか――。