インテルに貴重な勝ち点3をもたらしたエースのイカルディ photo/Getty Images

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21日に行われたセリエA第9節で、今季初のミラノダービーが開催され、インテルとACミランのライバル同士が激突した。

緊迫した試合は、両チームともに1度ずつゴールネットを揺らすも、オフサイドの判定でゴールは認められず、ただただ時間だけが過ぎていく。このままスコアレスで終わるかと思われたが、後半アディショナルタイムに劇的なクライマックスを迎えた。右サイドでボールを受けたマティアス・ベシーノがアーリークロスを入れると、中央へ走り込んだエースのマウロ・イカルディが頭で合わせ、ついにインテルが均衡を破った。このゴールでスコアを1-0としたインテルがミランを撃破し、公式戦7連勝を飾っている。

試合後、伊『sky』インタビューに応じたイカルディは「僕らは今週、『ダービーで勝たなければならない』とずっと言い続けてきたんだ。チャンスを作ったし、ゴールポストに直撃する場面もあったし、相手にゴールも許さなかった。90分以上かけて作り上げてきたことが、この勝利に繋がったと思う。93分のこのような形で勝利できたことで、喜びも一層だよ」と試合を振り返った。

その上で「僕たちはこれを続けていかなければならない。代表ウィーク前にも言ったことだけど、サン・シーロの素晴らしいファンのためにも、僕たちにとっても、インテルは常に勝たなければならないんだ。なぜなら、僕たちは勝つことに慣れ、勝利の習慣を身につけなければならないからね」と述べている。はたして、インテルはこの調子を維持し、連勝街道をひた走ることができるのか。同クラブは24日にバルセロナとの一戦(CL)を控えている。