手打ちうどん 円清 / 「肉汁おろしざるうどん」(750円)。炒めた豚バラとタマネギが入るつけ汁は、煮干しダシと醤油で作る返しが主体。生姜湯が付き、最後はスープ割も楽しめる

写真拡大

福岡は多彩なルーツや個性がきらめきを放つ“うどん先進都市”。一度食べたらやみつきになる、赤坂&舞鶴エリアのおすすめうどん店を紹介する。日々進化する福岡うどんをご堪能あれ!

【写真を見る】うどん大學 / 「ピリ辛味のもつ味噌うどん」(930円)。うどんダシを主体にした淡麗なピリ辛スープと甘味あるモツが好相性。ニラやネギの食感もいい

■ 唯一無二の個性と味で魅せる埼玉の雄が、装い新たに福岡へ「手打ちうどん 円清」

埼玉の人気店が屋号を改め電撃移転した「手打ちうどん 円清」。なめらかでしなやかな手打ち麺と、節や昆布は使わず、天然煮干しでとる滋味深いダシが自慢だ。福岡色には染まらず、品書きは移転前とほぼ同様。釜揚げとざるを基本に、スープやタレで味を変化させる独自の流儀で勝負する。

「肉汁おろしざるうどん」(750円)の炒めた豚バラとタマネギが入るつけ汁は、煮干しダシと醤油で作る返しが主体。生姜湯が付き、最後はスープ割も楽しめる。

[手打ちうどん 円清(えんせい)]福岡市中央区舞鶴2-7-1 / 092-721-4929 / 11:00〜14:30、17:30〜20:30(LO)、土曜・日曜・祝日の昼は〜15:00 / 月曜休み

■ 呑兵衛のツボを刺激!この大學なら毎日通いたい「うどん大學」

糸島産小麦を使い、讃岐と博多のよさを融合したモチモチの純手打ち麺と、イリコ・昆布・3種の削り節からとる深みあるダシが自慢の「うどん大學」。つけ麺風の「すじ釜うどん」や「担々うどん」などの創作系、左党の心をつかむ多様なつまみも秀逸だ。

「ピリ辛味のもつ味噌うどん」(930円)は、うどんダシを主体にした淡麗なピリ辛スープと甘味あるモツが好相性。ニラやネギの食感もいい。

[うどん大學(だいがく)]福岡市中央区赤坂1-10-1 / 092-724-0609 / 11:30〜24:00 ※売切れ次第終了 / 不定休

■ 創意工夫の積み重ねが結実!福岡育ちの讃岐うどん「さぬきうどん 大木戸 福岡舞鶴店」

店主は本場香川の本店で腕を磨き、福岡で暖簾を掲げて12年という「さぬきうどん 大木戸 福岡舞鶴店」。本場讃岐うどんの特徴を生かしつつ、福岡人に愛されるうどんを目指す。麺は九州産と北海道産の小麦を使い、毎日手打ち。イリコベースのダシは苦味が少なく、最後の一滴まで飲み干せる旨さだ。

「ちくぼーうどん」(500円)は、讃岐と博多の定番トッピングであるちくわ天とゴボウ天を一度に楽しめ、おすすめ。「ちくぼー」(120円)のみの注文もできる。

[さぬきうどん 大木戸 福岡舞鶴店]福岡市中央区舞鶴2-8-29 / 092-771-7187 / 11:00〜15:00、17:30〜20:00 / 日曜・祝日休み、土曜の夜休み

■ 創業時から変わらぬ味を守る“讃岐流博多うどん”「琴平うどん」

1979年創業の「琴平うどん」。柔らかくてコシがあり、つるんとした喉越しを楽しめる細麺は、まさに讃岐流の博多うどん。創業より変わらないダシは羅臼昆布やサバ節、ウルメなどの厳選素材でとる。うどんダシで炊く「かやくごはん」(378円)も評判。

「ごぼう天うどん」(594円)のごぼう天は、ゴボウを短冊切りで厚みを出し、食感を楽しめるよう天ぷら粉を少なくして揚げている。麺は店内で手切りしている。

[琴平(ことひら)うどん]福岡市中央区赤坂2-2-47 / 092-781-5528 / 11:00〜15:30、17:00〜21:00(LO20:30) / 月曜休み(祝日の場合翌日休み)(九州ウォーカー・九州ウォーカー編集部)