Dream Amiが21日、東京・渋谷でおこなわれた『第10回 渋谷ファッションウィーク』路上ファッションショー『SHIBUYA RUNWAY』に登場。ランウェイ上で渋谷の街並みを見渡しながら、自身の「憧れの町」だった渋谷の思い出を振り返った。また、この日は併催された『渋谷音楽祭 2018』のステージにも登場。ミニライブにて新曲「Wonderland」を含む3曲を披露した。

 『渋谷ファッションウィーク』は、「渋谷という街を世界に開かれた観光拠点にしていく」という“国際文化都市・渋谷”構想のもと2014年3月から開催されているイベントで、各施設主催のファッションショーやトークショーなど様々なプロモーション施策を展開している。今回、Dream Amiはイベントのアンバサダーに就任、文化村通りにレッドカーペットが敷設され、屋外でのランウェイが設けられ、新進のファッションクリエイターらのデザインによるファッションショーが披露される中、Dream Ami自身もカーペット上を歩きイベントに花を添えた。

ランウェイに登場したDream Ami

 ランウェイを歩いた経験はあるものの緊張したと明かすDream Amiだが「普段は歩けない道路の真ん中を歩くという優越感もあって、緊張もしましたけど楽しかったです」とこの日の感想を語る。

 ランウェイではオリジナルの衣装で登場したDream Ami。この日のファッションは、自身が最も好きなピンクを基調としたもので、加えて「見てくれた人に、元気やポジティブさを感じていただきたいと思いました」というイメージを意識、素材などを工夫し、かつレトロな雰囲気を隠し味として織り交ぜたもの。普段はスカートが好きで、衣装はほぼスカートスタイルだが「今度はパンツスタイルもできれば」と新たなファッションへの挑戦にも旺盛なようだ。

Dream Amiら

 また、大阪出身のDream Amiにとって、10代のころは「憧れの町」だったという渋谷に関して「今は本当によく来る場所で、買い物や食事とか、地元から家族が来ると、必ずつれてきたり。私にとって(渋谷は)オールマイティーな町」と語る。また、この日イベントに参加した新進気鋭のアーティストたちに向けて、Dream Amiは夢いっぱいで上京してきたころ、現実とのギャップに悩みながらも「そんなこともいつか自分のためになる」と前向きになることが大事だったと、自身の経験をエールの言葉として送る。

 そして自身のこれからチャレンジしたいことについて「色んなコラボをしたいです。ファッションも大好きだし、ファッション以外も。(そんな中で)自分の新たな個性も発見できるかなと」と自身の思いの程を語った。

ライブするDream Ami

 一方、ミニライブでは「トライ・エヴリシング」「はやく逢いたい」に加え、映画『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』(26日公開)の主題歌「Wonderland」を披露、この日訪れた多くのファンを魅了した。途中、ステージ横のディスカウントストアの2階テラスに、映画『スター・ウォーズ』のキャラクターであるチューバッカ、ダースベイダー、ストームトルーパーに扮したコスプレーヤーが、ステージのDream Amiに手を振る場面もあり、それに気づいた彼女は驚きながらも笑顔で手を振りかえし「すごい、なんかいたね。(私が)仕込んでなんかいないよ」などと語り、会場を沸かせていた。【取材・撮影=桂 伸也】