【婚活サバイバル】アラフォー婚活女の疑問、趣味は婚活の邪魔になる!?〜その1〜
私、清葉アキ子は現在44歳、絶賛婚活中。見た目はキレイなお姉さん系、都内出身、四年制大学を卒業後、編集兼ライターの仕事をしています。38歳から始めた婚活で体験したこと、わかってきたことを堅実女子の皆さんにお伝えできればと思い、ここで紹介します。婚活は、まさしくサバイバルなのです……。
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仕事が趣味!?
好奇心旺盛の私。子どものころからいろいろなことに興味を持っては挑戦をしてきた。大人になるにつれて、また、いろいろつまみ食いしてきた結果、自分の苦手とするものは避けるようになり、好奇心の方向はある程度絞られてきた。
編集者になってから平日の夜はもちろん、土日も確実に休みをとることもできなかったため、いつしか趣味と言われることに時間を費やすことがなくなり、大好きな仕事がゆえ、仕事自体が趣味のようになってしまっていた。編集・ライターの仕事はさまざまな人に会うことができ、さまざまな情報に触れることができ、日々新鮮なできごとがまわりにたくさんあるので、刺激も多く、退屈することも嫌気がさすこともなかったから、趣味というものを持たなくても、充分、毎日が楽しかったのだ。
40歳をすぎたとき、長年続けていたある仕事が手を離れ、ふと時間ができたとき、仕事ばかりしてきた自分の時間に対して、生まれて初めて虚しいと感じた。
大人になるまでの成長期の20年、その後の仕事に没頭してきた20年。これからの20年は自分らしい生活を充実させる20年にしよう!そう宗旨替えして仕事ばかりの人生を一転。仕事を減らしてまでも時間をつくり、婚活にも本腰を入れ始めたわけだけれど、婚活だけじゃなく「忙しい」というのを理由に諦めていたことをこれからはやっていこうと思った。
で、始めたのが、ダンスと筋トレとバレエと書道。
書道は3歳のころや小学生のころ、みんながやっていたというだけでやっていたのだが、そこそこうまく書けたので、賞をいただくなどもあったけれど、まったく面白みを感じることはなかった。大学時代、中学の国語の教員免許をとるためには書道の授業をうけなくてはならず、致し方なく筆を持ってみたが、久しぶりに筆を手にしてみると、意外と面白い。文字をお手本通りに書く子どもの書道とは違い、まさに芸術の領域だった。なにかをつくり上げる、形として表現する、ということが好きな私にすとんとハマったようで、大学3〜4年で急遽、高校の書道の教員免許を取得。しかし、それから20年、友人からたまに書を頼まれるくらいで、ご祝儀袋などの名前を書く以外、筆を持つことはなかったが、芸術という意味での大作を一度は書いてみたいと思い、ある有名な書家のレッスンを受けることにした。まわりは年配の方が多くて出会いにはつながらないけれど、こういう仕事も恋愛も忘れる落ち着いた時間が月に何度かあるだけで、人生が豊かになった気がしている。
ダンスは、子どものころからずっとやりたかったことのひとつ。小学生時代、社交ダンスやバレエやフィギュアスケートのマンガを見て、こういう体を使った表現というものに興味があった。学生時代、まだブームになる前でド深夜帯にしかやっていなかったフィギュアスケートの試合を見ていたし、バラエティーでやっていた芸能人の社交ダンスの企画も欠かさず見ていて、大学に入ったら絶対にダンス部に入ろうと思っていたのだが、ダンスに関する部も同好会もなく、断念。社会人になったら社交ダンスかフラメンコかタップダンスを習おうと思っていたのだが、忙しくてそれどころではなく、結局、ジムでたまにフラダンスとエアロビをやる程度。これは全然ハマらなくて……。致命的なのは、私が運動下手で、かつ硬く、さらに音楽に乗ることができないリズム感のなさ(笑)!!ということで、ダンスを習いつつ、踊れるしなやかさを得るためバレリーナがおこなっているストレッチを習い、踊れる筋肉をつけるために体力づくりを兼ねたパーソナルトレーニングを習い、空いた時間はジムに通っている。
ゴルフや料理、音楽など、やりたいことはまだまだあるが、生活するための仕事をこれ以上減らすわけにもいかないし、婚活相手と食事などに行く時間を減らすわけにもいかないので、まずはここまで!
婚活における「趣味」のポジション
婚活をしていると、「趣味はなに?」とか、「休日(もしくは仕事後)なにをしているの?」と聞かれるのはよくあることだが、かつて仕事人間だった私は、学生時代に終活で履歴書に書いた趣味・特技を20年も言い続けていた。この20年、ほとんどやってもいないのに!!
読書とか言いながら、仕事に関する書籍以外読む時間はなく、夏休みの旅行の移動中に小説を年2冊読む程度だったし、映画と言いながら、たまに夜に布団のなかでアマゾンプライムで映画を見ながら寝てしまう程度。音楽といいながら、楽器はいま手元になく演奏がどの程度できるか疑問だし、スキーもスケートも、20代半ばから靴を履いていないありさま。ここ20年、本当の私は、ほぼ無趣味状態だったのだ。ギリギリ、実践できていたのは、年1回の海外旅行くらいだろうか。
婚活サイトの男性たちの多くは「趣味が合う女性がいい」という人がけっこういる。正直、私も、趣味が合う人なら共通点も多いし、一緒に出掛けたり会ったりすることがしやすいというのは本音。ただ、40代にもなると、自分の得意不得意もさすがにわかっているし、好みもはっきりとしてきている。もし、趣味のジャンルは同じでも、細分化していくと全然違うこともある。映画なんてまさにそう。無難な趣味のひとつで、共通点になる可能性が高いが、私は意味のない殺し合いをする(特にガンアクションとカーアクション)ものや、SF系の宇宙戦争もの、スプラッターやホラーものが苦手で、ラブストーリーやヒューマン系、史実にもとづくストーリーなどは大好きだ。しかし、映画が趣味という男性と話をしていても、アクション好きやホラー好きという人とは、むしろ相容れない。
時間も十分にあって、気持ちに余裕があって、柔軟さがあった若いころなら、相手に合わせて自分もあれこれやってみようかな、なんて思ったし、好意がある人とおなじ時間と気持ちを共有したいと思って興味のないことにも挑戦していたけれど、ある程度の年齢になって新しいことをやるというのはなかなか難しいし気合いがいる。
つまり、「同じ趣味でいい人が見つかったらラッキー!」くらいの感じでいないと、趣味から結婚相手をさがそうなんて無理かも。
そもそも、私の場合、書道とダンスが好きな男性は、私的には“ちょっと変わりもの”じゃないかとすら思ってしまうもの(笑)!!
男性たちの趣味はほぼ同じ
もし好意がある男性ができたなら、その人の趣味に合わせられるものなら合わせてもいいけれど……とも思うけれど、これがなかなか難しい。
婚活サイトの男性たちの趣味って、だいたいみんな同じなんだもの!!
「美味しいものを食べる」「飲みに行く」「映画を見る」
っていう無難でデートに誘いやすいものでにごしつつも、
「家でゆっくりゴロゴロするのが好き」
という本当は無趣味の男性は少なくない。
残りは、
「クルマ」「バイク」「ロック(バンド)」
という、やや男モノで一緒にデキる気がしないもの、や
「ゴルフ」「サーフィン」
と長年続けている1つの趣味に休日はすべて費やしている人。
こんな男性たちと同じ趣味の女性なんて、なかなかいないでしょうに。
趣味界でも一番無難な「読書」、知的な印象を与えるからプロフィールに書く人も多いけど、そこがマッチするポイントでもないのよね。
趣味は同じ方が有利?それとも同じじゃないほうがいい?そもそも趣味が多いと不利なの!?〜その2〜に続きます。