逆転2ランを放ったベリンジャー(右)を称えるマチャド(左)

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◆ 3ボール2ストライクからセーフティ敢行!

 3勝3敗で迎えたナ・リーグ優勝決定シリーズの第7戦。ドジャースは初回に先制されたが、2回に5番ベリンジャーの2ランで逆転した。

 ドジャースは1点を追う2回。先頭打者として4番のマチャドが打席に入った。第4戦の走塁中、相手一塁手・アギュラーの脚を蹴ってしまった背番号8に対しては、この日もブリュワーズファンから大ブーイングが浴びせられた。

 マチャドは相手先発・チャシーンに対し3ボール2ストライクと追い込まれたが、クイック気味に投球した右腕に対し、バントの構えを見せた。失敗が許されない場面でバント安打を狙った打球は、キッチリと三塁前へ。悠々と一塁ベースを駆け抜けると、ブーイングのボリュームはさらに増した。

 ドジャースは無死一塁とし、続くベリンジャーが右中間席へ着弾する2ランをマーク。ブリュワーズの本拠地ミラー・パークは、一瞬にして静まり返った。