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俳優の佐藤健が、21日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ボクらの時代』(毎週日曜7:00〜7:30)に出演し、「限界を感じてきているかもしれない」と告白した。

この日は、公開中の映画『億男』に出演した佐藤、高橋一生、映画プロデューサーで原作を手がけた川村元気氏が出演。佐藤から「目指すゴールはありますか?」と問いかけられた高橋は「ないなぁ」と答え、「成功してしまうとその後どうするの、というところに……」と吐露した。

佐藤は高橋の考えに同意し、「俳優はたどり着く先がない。何をモチベーションにこの先続けていくのか」と自問自答。高橋は共演した先輩俳優からの言葉「好奇心はすべてにまさる。恋愛も仕事も好奇心」を思い出し、「動かされている感覚は大事にしていたい」と語る。

すると川村氏が「めちゃくちゃ分かる。最近、自分でやりたいと思った仕事はつまらないと思っていて」と切り出し、「人から無茶なことを言われて、『全然分からないんですけど』と思いながらやっている時の方が面白い仕事になっている」と自身の仕事を振り返る。

そんな2人に佐藤は「飽きません?」と笑顔で直球質問。現場が笑いに包まれる中、「飽きているわけでもないし、まだ道半ばなのは重々承知ですが」と前置きした上で、「ちょっと限界を感じてきているかもしれないです。オファーをいただいて、面白そうだなと思うものに乗っかって、そこに人生を捧げてやること。そのローテーションに限界を感じてきたのは正直あります」と告白した。

「もしかしたら、プロデュースワークもしつつ何かに入るとか、全く全然違うことをはじめてみるとか」と今後の計画を明かした佐藤。「そうしないと、ちょっとそろそろ先に進めないなみたいなことはあります」と語るなど、俳優人生の危機感を赤裸々に伝えていた。