宮本和知氏

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20日放送、日本テレビ「ズームイン!!サタデー」に、野球評論家の宮本和知氏が出演。読売巨人軍のコーチ就任をオファーされたとの報道に言及した。

一部報道によると、宮本氏は巨人の次期監督就任を要請された原辰徳氏から、投手コーチ就任を打診されるという。報道では、宮本氏が番組の「プロ野球熱ケツ情報」コーナーで選手と絡み、慕われてきたことにも触れられている。

宮本氏はまず「熱ケツ情報」が「熱血情報」と報じられたことを指摘。そのうえで、自身も今朝の報道を見て「びっくりした」と明かし、「まだ原前監督も就任の会見をやられていない。私から言えることもない」と言葉を濁した。

コーチ就任となれば、1997年の現役引退以来となる現場復帰となる。だが、宮本氏は「ズムサタ」に21年も関わってきた人物だ。ネットでも、宮本氏が「ズムサタ」から離れることを惜しむ声が続々と上がっている。

「ズムサタ」はどうするのだろうか。この質問に、宮本氏は「宮本(武蔵)ですから、二刀流?やっちゃう?」と冗談を飛ばす。だが、「軽い感じでいいんですか?」との声に、あわてて真面目な表情をつくり「これからは、立場が変われば人も変わらないといけない」と意味深なコメントを残した。

一方で、宮本氏は、岡本和真の4番登用など、退任する高橋由伸監督が若手の育成に貢献したと強調。「来季が楽しみ」「期待してもらいたい」と、来年の巨人への期待を口にしている。

番組の最後でも、宮本氏は「正直、今のところ何も言えない状況」と繰り返したうえで、「ただ、こうやって名前が載るっていうことはうれしいですね」とコメント。前述した番組との“二刀流”については「そんなことない」と否定しつつ「偉い人と話します」と、笑いや驚きを誘った。