現在「Netflix」で配信されている大人気ドラマ『リバーデイル』で、ヴェロニカを演じているカミラ・メンデス(24歳)。最近では、同ドラマの共演者であるチャールズ・メルトンと交際を公にしたことが話題に! そんな彼女が雑誌『Shape』のインタビューで明かしたのは、高校生の頃から患っていた過食症について。

高校生の頃から過食症を患うようになったというカミラ。症状が治まっていた時期もあったものの、ハリウッドで仕事を始めてからは再び悪化するように…。

「高校生で過食症になり、大学に通っていた時にも少し症状が出ました。そして、再び症状が戻ったのはこの業界に入ってから。衣装合わせや、カメラに撮られることが原因でした」

症状が出ている時は、ヘルシーとされている食べ物にさえ不安を感じるという。

「食事に関して、常に不安を持っていました。特に炭水化物が怖くて、絶対にお米やパンは食べなかった。でも、1週間炭水化物を断つと、無性に食べたくなって大量に食べては排出行為を繰り返していました。常に自分自身に罰を与えていたのです。健康的な食べ物でも不安でした。アボカドを食べ過ぎたかも…、脂質を摂り過ぎたかも…なんて考え出して、いつも間違ったことをしていると思い込んでいました」

また、現在はセラピストや栄養士の力を借りることで、症状が落ち着いているというカミラ。

「1年くらい前に、もう誰かの力を借りるしかないと気づいたんです。それでセラピストに会いに行ったら、栄養士にも助けてもらうよう勧められて。2人に出会ったことで私の人生は大きく変わりました。栄養について勉強を始めたら、食べ物に対して抱いていた不安のほとんどが無くなりました。栄養士のおかげで炭水化物への恐怖心も完全に無くなりました。『食事にはバランスが大切で、健康的な炭水化物の摂取も必要。例えば朝にトーストや、お昼にキヌアを食べてみて。少しずつ食べていると、無茶食いしたくなる衝動も治まるはず』なんて教えてくれたから。それに、ダイエット中毒だった私を治してくれたんです。これまでは常におかしなダイエットに夢中になっていたけれど、栄養士に会ってからは一度もダイエットをしていないの」
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november issue of @shape on stands 10/16! 🌺 photo by @peggysirota

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さらに自分自身のためにワークアウトも欠かさないようにしており、「アクティブに瞑想できる大事な時間」だとも語ったカミラ。正しい知識を身に付け、自分のカラダを動かすことで過食症の症状は以前より落ち着いてきたものの、完全に克服したとは言えないそう。

「頭の中の悪い声は完全に無くなったと訳ではないんです。昔よりは静かになっていますが。今でも時々、鏡に映る自分を見て『あ〜、こんな私は嫌い』って思うこともあります。でも、その考えに固執しないようにしているんです。だって、きっと自分のことを批判してしまうのって自然なことだと思うから。そういう時はもう一度自分を見つめ直して、『あなたは綺麗だよ。良い人生を歩んでるんだから、楽しんで』と言い聞かせます。人は、悪い声に打ち勝つことだってできるのです」
「それに、私の尊敬するリアーナのような人が体重の増減を話してくれて、ありのままの自分を愛すということを教えてくれている。彼女たちには随分と救われています」

昨年に公表してから、過食症との闘いや道のりを包み隠さず明かしてきたカミラ。彼女が発信し続ける理由は、「女優として人々に娯楽を与えるだけでなく、自身の経験を通して人々を助けたい」からなんだそう。そして宣言通り、カミラは摂食障害の人々を助けるNPO団体「Project HEAL」とタッグを組み、経済的支援に携わっている。

カミラがリアーナたちの言葉に救われたように、彼女の経験談の数々は、きっと誰かを勇気づけているに違いない。