子どもに危険が!?時短に便利な「電気ケトル」の使用上の注意点とは?

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「電気ケトル」を活用していますか? お湯を火にかけるよりもずっと簡単に、短時間でお湯を沸騰させることができるため、料理に重宝しますよね。もちろん、利便性は最大限活用したいですが、実は子どもの前では扱いに注意が必要です。

 3〜4歳までの子どもがいる場合は、電源コードを引っ張ってしまったり、興味本位で触ってケトルを倒してしまったりすることがあります。火を使っていないからと油断していると、意外なところで怪我をするもの。アイロンを放置しているのと同じくらい危険と心に置き、小さな子どもの手が届く位置に置かないようにしましょう。

 電気ケトルのお湯をカップに注ぐお手伝いは、子どもにとってハードルが低く、やってみたいお手伝いの一つでしょう。でも、持ち手が熱くないため油断しやすく、さまざまな場所を触ってお湯に触れてしまうこともあります。ペットボトルなどと同じイメージで扱ってしまうと、うっかり足元に落としてしまうことも。どれだけ熱いものが入っているか、傾けたら溢れるか、どう持つと安全かを、子どもと一緒に確認してから扱うようにしましょう。

 また、子どもばかりか、実はペットがいる家庭も危険です。それは、子どもは心配して見守るけれど、ペットはあまり気にしていないという人が多いからかもしれません。ペットがひっくり返してしまえば、子どもも怪我をする可能性がありますから、置き場所は十分に検討したいものです。

 手軽さの裏には危険も隠れています。電気ケトルを取り巻く環境や、子どもの特性・性格を考慮して、ぜひ使い方を工夫してください。準備を整えてから使用することで、危険はぐっと減りますよ。

(Nao Kiyota)