日村勇紀

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 16年前の淫行疑惑を『FRIDAY』(10月5日号)に報じられた、バナナマン日村勇紀

 この報道に関しては、賛否両論があり、ネット上でも多くの意見が交わされたが、どちらかといえば、日村擁護派が優勢だったように思える。

「相手の女性が当時未成年であったとしても、16年も前の話です。また女性が年齢を偽っていたということから、彼にまったく非がないとまではいかなくても、“いまさら、ほじくり返す話じゃない”という意見が多かったですね。反対にその女性を非難する声もありました」(スポーツ紙記者)

このままでは使いづらい

 NHKのバラエティ番組が放送延期になった以外は、ペナルティもほぼない状況で、予定通り出演を果たしている。

「一番心配だったのは番組スポンサーの意向でしたが、幸いなことに、彼を降板させろという意見は出なかったようです」(テレビ局関係者)

 何とか危機を脱出できたように思えるが、安心するのはまだ早いという人も。

「正式な会見も開いてなく、出演した番組内で簡単に頭を下げただけでは納得していないというスポンサーは少なくありません。“このままでは使いづらい”というテレビマンもいるようです」(前出・スポーツ紙記者)

 というわけで、世間よりも業界内での目の方が厳しいようだ。この状態が続くなら、確かに安心はできないだろう。前出のスポーツ記者が続ける。

「もともと高かった日村さんの好感度が、この一件で大きな打撃を受けました。今後も彼がテレビに映るときに違和感を覚える視聴者も多いでしょう。

 法律的には時効になっているので、現行のレギュラー番組を降板するといったペナルティがなかったとしても、たとえば、今後、CMに彼を起用したいと思うスポンサーは出てこないでしょうね。最悪、新しい番組が決まらない可能性があります」

 今は表面上、この件に関しては収束しているように見えるが、

「会見を開くなどして、ちゃんと“ケジメ”をつけていれば、もっと明るい見通しがあったと思います。“過去の話”だと軽視したことが、今後ボディーブローのように効いてきて、コンビ内の格差がじわじわと広がっていく恐れがありますね。

 好感度が高く、ピンでもレギュラー番組を抱えている設楽さんは今後も仕事が増え続けるでしょうし、そうなると“解散”を心配する声も……」(放送作家)

 鎮火したように見えても、火種がくすぶっていて、再燃する可能性はある。

 なんでも初期消火が大切ということだ。

<芸能ジャーナリスト・佐々木博之>
◎元フライデー記者。現在も週刊誌等で取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。