みなさんは「イケメン研究所」という団体をご存知でしょうか?コンセプトはその名の通り「真の“イケメン”とは何かを研究する」というもので、「株式会社サイバード」が運営しています。ちなみに“イケメン”とはもともと「イケてるメンズ」の略称ですが、こちらの研究対象はメンズだけにとどまりません。今回の対象はなんと「鉄道」!果たしてイケメンな鉄道とは一体どんなものなのでしょうか?

イケてる鉄道はイケボで時間にも遅れない!

今回、“イケメンな鉄道”の調査対象となっているのは、東京都内を走る鉄道会社13社。10歳から49歳までの男女932名に対してアンケートを行っています。その結果、一番のイケメン鉄道に選出されたのは……東武鉄道!

2017年春デビューの新型特急電500系。確かにイケメンなルックスかもしれません。

しかし一体なぜこの鉄道がイケメンなのでしょうか?正直部外者には検討もつきませんが、選ばれた理由は以下の通りとなっております。

東武鉄道がイケメンな理由

世界を股にかけ活躍する雰囲気がある(空港の場所を繋ぐなど)

誠実だ(雨・風に強く、遅延しにくいなど) 

声が格好いい(車掌や駅のアナウンスなどが格好良いなど)

居心地が良く穏やかな雰囲気だ(のどかな場所を走るなど)  

統率力がある(他の県も繋いで、乗合いが多いなど)

気が利く(本数が多いなど)

金持ちだ(椅子などの設備が高級であるなど) 

ドSだ(無人電車など)

体力があり、タフだ(走る距離が長いなど)

東武鉄道のイケメン理由として「誠実だ(雨・風に強く、遅延しにくいなど)」がありますが、これは一応根拠があります。同調査によると、国土交通省が昨年末に発表した「東京圏(対象路線45路線の路線別)における1か月(平日20日間)当たりの遅延証明書発行日数状況(平成28年度)」の資料において、「東武鉄道」は5.5日以下に。全体と比較しても遅延証明書の発行日数がかなり少なかったそうです。

また「声が格好いい」と評されていますが、東武鉄道の新型特急車両500系「Revaty(リバティ)」と「TJライナー」の車内自動放送の声を担当しているのは、フリーアナウンサーの久野知美さんだそう。女性ですが、落ち着いた声は確かにイケメン!イケメンには理由があるのです。

世界を股にかけているはずなのに……ブサメン1位は千葉県を走るあの鉄道

さらに同調査ではイケメンだけの調査にとどまらず、“ブサメンな鉄道”という不名誉な調査まで実施しています。その結果ブサメン鉄道ナンバー1は……京成鉄道に決定!

同じ千葉県でイケメン1位の東武鉄道とともに走っている京成鉄道。どこで差がついた?

こちらが京成鉄道ですが、主に東東京と千葉県を走る鉄道で、成田空港にも行くことができます。そういった意味ではイケメンの理由にあった「世界を股にかけ活躍する雰囲気がある(空港の場所を繋ぐなど)」に該当するはずなのですが……なんだか不憫。がんばれ京成電鉄!

【調査概要】
・調査期間:2018年1月26日〜2月2日
・調査地域:関東地方(1都6県)
・回答数:932件
・調査方法:インターネットリサーチ
・年代:10歳〜49歳までの男女
・対象:東京都内を走る民間の鉄道会社13社 ※JR、都営地下鉄は除く
(東武鉄道、西武鉄道、京王電鉄 、京浜急行電鉄、東京急行電鉄 ゆりかもめ、小田急電鉄、東京地下鉄、首都圏新都市鉄道 多摩都市モノレール、東京モノレール、東京臨海高速鉄道、京成電鉄)