森保一監督、W杯組と若手の融合に手応え「良くなる可能性を示してくれた」

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 日本代表は12日、キリンチャレンジカップ2018でパナマ代表と対戦し、3−0で勝利した。森保一監督は試合後の会見でまず「たくさんのサポーターのみなさんの応援に感謝したい」と話した。

 初陣から2試合連続で3−0の完封勝利を収めた。森保監督は「無失点で試合を終えられたこと、しっかり得点のチャンスを作って3点を奪い勝利できたことがまず良かった」と振り返り、チーム一丸での勝利を喜んだ。

「試合に出た選手だけではなくて、この短期間の中でもチーム全員が、やろうとしていることをトレーニングの中から意識してやってくれた。そしていろんな経験や、我々がやろうとしていることを、オン・ザ・ピッチだけじゃなくてオフ・ザ・ピッチでも共有をしてくれて、今日の試合につながったと思います。選手たちの努力が今日の結果につながってよかった」

「トライしてミスすることもでてくると思うけど、選手たちがそれを取り返すためにやってくれたことをポジティブに考えたい。もしそれができていなければ、おそらく失点もあったと思う。選手たちがミスも当たり前だと思ってトライし、ミスしたときにはそれを取り返すために全員がしっかりと守ること。それをまずやってくれたことをポジティブに考えたい」

 それでも「勝つことはすごく大切ですし、選手のハードワークを非常に称えたいと思いますが、内容的にはポイントを見てみると、攻撃でも守備でもまだまだクオリティを上げていかないといけないところは出てきた」と、16日のウルグアイ戦に向けて気を引き締めた。

 今回の日本代表にはロシア・ワールドカップに出場した海外組も参加。若手との“融合”が1つのテーマとなっている。パナマ戦ではDF冨安健洋がA代表デビューを飾った一方で、W杯組からFW大迫勇也とMF原口元気がスタメン入りし、MF柴崎岳も途中出場した。

 森保監督は「A代表初出場の選手がいたり、経験ある選手と一緒にプレーすることで、チームの融合や全体的な戦術浸透、レベルアップは今日の試合でできたし、次にもつながることができた」と手応え。特に前線は、大迫や原口とともに先発出場したFW南野拓実やMF伊東純也がそれぞれ2試合連続ゴールを決めて躍動し、指揮官も「現時点でのベストはやってくれた」と評価した。「お互いがチャレンジしている、トライしてくれているという思いを持ちながらプレーしてくれたと思うので、これからさらに良くなっていく可能性があることを示してくれた」。

 さらにピッチ外でも「私が言わなくても代表で豊富な経験を持っている選手たちが、若い選手たちや経験の浅い選手たちに、代表の誇りと責任、重みというところは伝えてくれていると思う」と、若手が増えたチームの中で経験ある選手たちの役割に期待を寄せた。