川又堅碁(撮影:岸本勉/PICSPORT)

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85分、原口元気のパスを受けた川又堅碁が前を向く。ゴールに迫ったところでパナマの選手とGKとがボールにチャージ。ボールはその3人の間からこぼれ、ゆっくりとゴールに入った。

川又は大喜びしたが、試合後この得点はオウンゴールと発表された。川又の幻の日本代表2ゴール目だった。

川又が代表初ゴールを決めたのは、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が指揮を執って2戦目となった2015年3月31日のウズベキスタン戦。残念ながら森保一監督の第2戦でのゴールはならなかった。

だが報道陣の前に現れた川又には笑顔があった。「3-0で勝ったのがよかったんじゃないですか。チームとしての結果が一番大事なんて」。そう言いつつ、「オレがさーっと決めてたらおもろかったんやろうね」と加えてみんなを笑わせる。

「点に絡むことがなかったんで、それはよかったんですけど」。得点への手応えはあったようだ。だが「途中から出てきたんで、相手の息が上がった状態だからもっと良いプレーができないといけなかった」と反省も忘れない。

2015年の東アジアカップでは3試合でノーゴール。「ボールのもらい方をもっと考えたい」と自分の課題を語っていた。だが、この日は相手が疲れていたにしても、うまくボールは引き出していた。そう聞くと、川又は真顔になって再び課題を口にした。

「もうちょっとボールを真ん中で引き出して、両サイドをもう少し上がれるスペースを作ったり、1.5列目、2列目の人がもっと前向きにプレーできるように、オレたちがもっと相手陣地の奥まで入ってプレーしないといけなかったと思います」

「30分足らずでしたけど、もっとゴールに向かうプレーをしたいです」

川又のゴールへの渇望は、ますます高まっていた。

【森雅史/日本蹴球合同会社】

▼ 川又堅碁

(撮影:岸本勉/PICSPORT)


▼ 川又堅碁

(撮影:岸本勉/PICSPORT)


▼ 川又堅碁

(撮影:岸本勉/PICSPORT)


▼ 日本は9月のコスタリカ戦に続き、森保一監督就任後2連勝

(撮影:岸本勉/PICSPORT)