代表デビューとなった冨安が好プレーを見せている。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 キリンチャレンジカップ2018の日本代表対パナマ代表は10月12日、デンカビッグスワンスタジアムで19時35分にキックオフされている。

 4-4-2でスタートした日本のスタメンは、GKに権田修一を起用。DFは右から室屋成、冨安健洋、槙野智章、佐々木翔と並び、中盤はボランチに青山敏弘と三竿健斗。サイドハーフは左に原口元気、右に伊東純也が入り、2トップは大迫勇也と南野拓実が起用された。

 日本は序盤、安定した守備から両サイドを起点とした攻めを見せるが、パナマの堅い守りにアタッキングサードを崩し切れない。3分には左サイドを駆け上がった佐々木が鋭いクロスを入れるが、飛び込んだ伊東にはわずかに合わない。

 パナマの堅守に膠着状態となりかかったが23分、青山からのスルーパスに反応した室屋が最終ラインの裏に抜け出す。GKと1対1となりかかるも、室屋はクロスを選択。飛び込んだ南野には惜しくも合わず、ファーサイドでボールを拾った佐々木のシュートもDFのブロックに阻まれた。

 日本は30分過ぎからパナマの攻勢を受け始めるが、A代表デビュー戦となった19歳の冨安がパートナーの槙野とともに最終ラインを統率。パナマに隙を与えない。

 38分には冨安からの縦パスに反応した大迫が敵陣深くで起点となると、折り返しのパスを南野が受けるも、相手DFの粘りに遭いシュートを打ち切れず。

 しかし42分、日本は青山の縦パスに反応した南野が抜け出し、GKとの1対1を落ち着いて制し、ゴールネットを揺らす。日本がついに先制に成功する。

 結局、前半は1対0で日本がリードして終了した。