アンダース・ウォルター監督が
制作秘話を明かした (C)I KILL GIANTS FILMS LIMITED 2017

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 グラフィックノベル「I KILL GIANTS」を映画化した「バーバラと心の巨人」(公開中)のアンダース・ウォルター監督が、キャスティングやこだわりの演出方法について語った。

 「ハリー・ポッターと賢者の石」「ホーム・アローン」のクリス・コロンバス監督がプロデューサーを務める本作は、やがて襲来する巨人を倒す使命があると信じる風変りな少女バーバラの行く末を描く。

 メガホンをとったのは、「HELIUM(原題)」で第86回アカデミー賞短編実写賞を受賞したデンマーク出身のバルター監督。本作について「バーバラ自身の性格やアグレッシブさを守るように努めたんだ。バーバラは活発で言葉使いがとても豊かな女の子で、きつめの話し方もする。ファミリームービーにすることでそのエッセンスが失われないように意識した」とこだわりを明かす。

 バーバラ役のマディソン・ウルフは600人の候補から抜てきし、「会った瞬間に直感で何か感じるものがあった。最初に会った時から抜群に秀でていた」と絶賛。「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズなどで知られ、本作ではバーバラの教師を演じるゾーイ・サルダナについては「4カ月追いかけて連絡をしていたんだけど、なかなか返事をしてくれなかった。やっと会ってこのプロジェクトの話をしたら、とても気に入ってくれたんだ」と念願かなっての出演だったという。

 壮大な物語を映像化し「観客にいろいろ考えさせながらストーリーを追って行かせたかったんだ。だから、早い段階であまり多くを見せないことにこだわった。スティーブン・スピルバーグ監督の『ジュラシック・パーク』や『ジョーズ』でも採用している手法だけど、最後まで巨人は姿を現さない。だからこそサスペンスが増していくし、それが観客をワクワクさせるんだ」と語った。