次世代の映画界を担う入江悠監督、山下敦弘監督、藤井道人監督、真利子哲也監督に注目が集まっている。

(C)2018「ギャングース」FILM PARTNERS (C)肥谷圭介・鈴木大介/講談社

日本の映画監督と聞いて思い浮かべるのは、『万引き家族』で一躍世界中にその名を馳せた是枝裕和監督や、俳優としても活躍し『野火』『斬、』など衝撃作を世に発信し続けている塚本晋也監督らがいるが、今後の日本映画界を背負っていくだろう次世代の監督たちの作品が続々と公開を迎えている。

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入江悠監督。『SR サイタマノラッパー』で鮮烈なデビューを果たし、野村周平・二階堂ふみら若手俳優を主演に男子高校生がロックスターを夢見て成長していく姿を痛快に描いた『日々ロック』、神木隆之介・門脇麦を主演に劇作家・前川知大率いる「劇団イキウメ」の傑作舞台を実写映画化した『太陽』などを経て、『ビジランテ』では映画ファンの心をヒリヒリとさせて鷲掴みに、『22年目の告白 -私が殺人犯です-』では3週連続1位の大ヒットを記録した。

©2018「ギャングース」FILM PARTNERS ©肥谷圭介・鈴木大介/講談社

11月23日(金)に公開となる最新作『ギャングース』は、犯罪集団だけを標的とする窃盗“タタキ”稼業で過酷な社会を生き抜こうとする3人の少年たちを描いている。主人公の少年たちの友情と成長、再起への想いをより際立たせ、痛みだけではなく、躍動感、爽快感も伝える王道の青春エンターテインメントに仕上がった、まさに入江監督らしい作品だ。

入江監督は漫画「ギャングース」を実写映画化したことについて「僕は3人組が好きなんです。これまでもトリオムービーが多くて、『SR サイタマノラッパー』がそうですし、直近の『ビジランテ』も3兄弟の話、『ジョーカー・ゲーム』も3人組の話になっていましたし。3人のバランスが好きなんだと思います。もう一点、社会性と娯楽性をバランス良く成立させた作品だということにも魅力を感じました」と語っている。

(C)2018「ギャングース」FILM PARTNERS (C)肥谷圭介・鈴木大介/講談社

さらに完成した映画『ギャングース』については「生きることにこれだけ一生懸命だと、人って輝いて見えるんだなと。犯罪を描いていますし、どん底を生きているという暗さはありますが、主人公の3人がキラキラ輝いているおかげで、映画としては生命力や生きていくことへの前向きさを感じさせてくれる。世間的なキラキラ映画とは定義が違うかもしれませんが(笑)、僕の中では間違いなくキラキラ映画です」とコメントを寄せている。

(C)2018「ハード・コア」製作委員会

続いて、同じく11月23日(金)に公開となる山田孝之、荒川良々、佐藤健らが出演する映画『ハード・コア』の山下敦弘監督は、『苦役列車』や『味園ユニバース』など魂に響く作品を撮り続けている監督だ。

12月7日(金)公開の『青の帰り道』で真野恵里菜や横浜流星ら7人の若者たちの瑞々しい青春群像劇を手がけた藤井道人監督も、その若さながら短編・長編映画をすでに20本以上手がけてきた新鋭監督。

映画『ディストラクション・ベイビーズ』で注目を集め、TXドラマ「宮本から君へ」がネット上で高い話題を呼んだ真利子哲也監督は、実写化不可能と謳われていた「宮本から君へ」の高いハードルを乗り越え、一般の視聴者のみならずマニアックなファンも熱狂の渦に巻き込んだ。今後の日本映画界の将来を担う、多種多用な新鋭監督たちの最新作をぜひ劇場で堪能してみては?

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