トヨタ、新型「スープラ」のマニュアル・トランスミッションは開発済み ただし右ハンドルのみ
辛抱強く待つエンスージアストたちは、新型トヨタ「スープラ」にマニュアル・トランスミッション(MT)が設定される希望を捨ててはいない。我々は既に新型スープラにMTは用意されないという情報をお伝えした。スペインのマドリードで開催されたスープラのプレス向けイベントで用意された試乗車も8速オートマチックのみだった。その会場で、米国の『Road & Track』とオーストラリアの『Car Advice』は、スープラにMTが用意される可能性について、アシスタント・チーフエンジニアを務める甲斐将行氏に尋ねた。その答えは「市場の反応による」というものだった。

ここで重要なのは、甲斐氏によれば、トヨタのエンジニアはすでにマニュアル・トランスミッションを開発しており、「ハードウェアは準備できている」ということだ。このハードウェアは右ハンドルのスープラ用であり、「日本で販売するためだ」と甲斐氏は断言している。もしトヨタが右ハンドル市場のためにMTの製造に資金をつぎ込んでいるならば、左ハンドル市場には必要なコンポーネントを再アレンジするだけだから、比較的少額で済むはずだ。しかし、問題は型式認証と大量生産を整えるには巨額な資金が必要になることだ。甲斐氏は『Road & Track』に「例えば、もし米国の顧客がスープラのMT設定を強く求めれば、我々はMTの設定を計画するでしょう」と語っている。

トヨタは既にスープラの限定車や特別仕様車を考えているという。甲斐氏が『Road & Track』に語ったところによれば、開発部門は「スープラに対する興味が失われないように、かなり頻繁に新しい仕様を投入することを計画している」というのだ。米国市場にも数百台規模の台数限定でMT仕様が導入される可能性はある。

いずれにせよ日本に住む皆さんは、米国在住のファンよりも、3ペダルで操れる新型スープラの発売を期待してもよさそうだ。

By JONATHON RAMSEY

翻訳:日本映像翻訳アカデミー