OneDriveでメールでは送れない大きなフォルダ・ファイルもパスワード付き公開で安全に送る方法
OneDriveは、 Windows 10ユーザーなら誰もが使える便利なクラウドストレージだ。
しかもOneDriveには、便利な機能がたくさん用意されている。
今回は、パスワード付きでフォルダ・ファイルを公開する機能を紹介しよう。
この機能を使えば、メールで送れないサイズの大きいファイルも送れるなど、活用すればOneDriveがさらに便利になる。
●画像を保存したフォルダをパスワード付きでWeb公開する
大切なファイルを遠方の人にも見せたい。
意外に多くあるシチュエーションだ。
しかし、セキュリティはしっかり守りたい……。
このようなとき、どうしているだろうか?
たとえば、
・家族の写真を遠くに住んでいる両親に見せる
・イベントの予定表を別々の場所にいるメンバーと共有する
……等々といったケースだ。
もちろん、メールの添付ファイルで送るのも1つの方法だ。
だが、
・ファイルサイズが大きい
・ファイル数が多い
などといった場合、メールでは送れないことがある。
このようなときこそクラウドを活用したい。
ここでは、OneDriveを使った方法を紹介しよう。
ファイルをOneDriveにアップロードしておけば、フォルダ・ファイルをパスワードで保護した状態でWebに公開できるのだ。
フォルダ・ファイルにアクセスできるのはパスワードを知っているユーザーだけなので、セキュリティも保たれる。
ここでは、多数の画像ファイルを保存してあるフォルダを、パスワード付きでWeb公開する方法を説明しよう。
WebブラウザでOneDriveにアクセスしたら、フォルダ・ファイルを右クリックして[共有]を選択する。
共有を設定する画面が表示される。これが初期設定の状態だ。
相手に見せるだけにする場合は[編集を許可する]のチェックを外し、[パスワードの設定]をチェックする。そして、適当なパスワードを入力したあと、[リンクの取得]をクリックする。
共有用のリンク(URL)が生成されるので、[コピー]をクリックしてクリップボードにコピーする。
あとは、コピーしたリンク(URL)をメールなどの本文に貼り付けて相手に知らせる。
リンク(URL)を教えてもらった相手は、次の手順でフォルダ・ファイルにアクセスすることになる。
Webブラウザでリンク(URL)にアクセスすると、パスワードを求められるので、相手から教えてもらったパスワードを入力して[送信]をクリックする。
フォルダ内の画像ファイルが表示される。なお、ファイルの場合は、そのファイルだけが表示される。
なお、今回は画像ファイルが保存されているフォルダを公開した。
またZIPファイルのように内容を表示できないファイルを同様に公開すれば、相手にダウンロードしてもらうことも可能だ。
さらにメールで送ることが難しい巨大なファイルを送りたいときなどにも活用できるだろう。
OneDriveは無料版だと5GBまで使えるが、Office 365 SoloおよびOffice Premium 搭載パソコンのOffice 365サービスを利用していれば1TBまで使える。
Officeとの連携にも優れているので、こういった便利な機能は積極的に活用したい。
井上健語(フリーランスライター)
しかもOneDriveには、便利な機能がたくさん用意されている。
今回は、パスワード付きでフォルダ・ファイルを公開する機能を紹介しよう。
この機能を使えば、メールで送れないサイズの大きいファイルも送れるなど、活用すればOneDriveがさらに便利になる。
●画像を保存したフォルダをパスワード付きでWeb公開する
大切なファイルを遠方の人にも見せたい。
意外に多くあるシチュエーションだ。
しかし、セキュリティはしっかり守りたい……。
このようなとき、どうしているだろうか?
たとえば、
・家族の写真を遠くに住んでいる両親に見せる
・イベントの予定表を別々の場所にいるメンバーと共有する
……等々といったケースだ。
もちろん、メールの添付ファイルで送るのも1つの方法だ。
だが、
・ファイルサイズが大きい
・ファイル数が多い
などといった場合、メールでは送れないことがある。
このようなときこそクラウドを活用したい。
ここでは、OneDriveを使った方法を紹介しよう。
ファイルをOneDriveにアップロードしておけば、フォルダ・ファイルをパスワードで保護した状態でWebに公開できるのだ。
フォルダ・ファイルにアクセスできるのはパスワードを知っているユーザーだけなので、セキュリティも保たれる。
ここでは、多数の画像ファイルを保存してあるフォルダを、パスワード付きでWeb公開する方法を説明しよう。
WebブラウザでOneDriveにアクセスしたら、フォルダ・ファイルを右クリックして[共有]を選択する。
共有を設定する画面が表示される。これが初期設定の状態だ。
相手に見せるだけにする場合は[編集を許可する]のチェックを外し、[パスワードの設定]をチェックする。そして、適当なパスワードを入力したあと、[リンクの取得]をクリックする。
共有用のリンク(URL)が生成されるので、[コピー]をクリックしてクリップボードにコピーする。
あとは、コピーしたリンク(URL)をメールなどの本文に貼り付けて相手に知らせる。
リンク(URL)を教えてもらった相手は、次の手順でフォルダ・ファイルにアクセスすることになる。
Webブラウザでリンク(URL)にアクセスすると、パスワードを求められるので、相手から教えてもらったパスワードを入力して[送信]をクリックする。
フォルダ内の画像ファイルが表示される。なお、ファイルの場合は、そのファイルだけが表示される。
なお、今回は画像ファイルが保存されているフォルダを公開した。
またZIPファイルのように内容を表示できないファイルを同様に公開すれば、相手にダウンロードしてもらうことも可能だ。
さらにメールで送ることが難しい巨大なファイルを送りたいときなどにも活用できるだろう。
OneDriveは無料版だと5GBまで使えるが、Office 365 SoloおよびOffice Premium 搭載パソコンのOffice 365サービスを利用していれば1TBまで使える。
Officeとの連携にも優れているので、こういった便利な機能は積極的に活用したい。
井上健語(フリーランスライター)