世界中のメディアを前に上機嫌の前沢氏だったが…。囲み写真は盛り上がる一方の剛力

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 700億円の旅費はどこから? ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営する株式会社ZOZOの前沢友作社長(42)が9日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で民間人初の月周回計画「#dearMoon」に関する記者会見を行った。終始冗舌な前沢氏は、女優・剛力彩芽(26)との交際についてもノリノリで語ったが、月旅行費用の出どころについては、なぜかかたくなに答えることを拒んだ。応答拒否の裏に見え隠れする前沢氏の“弱点”とは――。

 剛力との交際で脚光を浴びる前沢氏。この日の会見には、世界各国のメディアから300人近い記者らが集まった。

 同氏は日本時間先月18日に米国の宇宙開発企業「スペースX」社と組んで、2023年を予定する月周回旅行をブチ上げた。一部で「話題作りでは?」との声もあるが、前沢氏は「自分の夢は『世界平和』。4〜5年前に初めて月へ行けると聞き、その時自分のメッセージを世界に発信できるチャンスだと感じた。『やっぱり平和がいいじゃん』と伝えたい」と大真面目に語った。

 月旅行には6〜8人のアーティストやミュージシャンを同伴予定。選考は「これから」だそうで、発表当時は剛力を連れて行くのか注目され、剛力の事務所が「月に行く予定はない」とコメントして話題になった。

 前沢氏は「彼女は『私も行きたいな』と言っているが、今回は大きなミッション。それぞれのアーティストが、それぞれの役割を担って、僕自身もホストとして役割を担っている。ただ、楽しんでいく旅行とは違う。彼女に、もし役割やミッションがあって、全ての船員が受け入れてくれるのであれば、彼女にも行くチャンスがあるのではないか」とコメント。恋人にもミッションを課すあたり、月旅行への本気度がうかがえる。

 会見では質問に懇切丁寧に答え、高額絵画を購入している芸術への思いを語る場面では「話していて涙が出そうになる」「感情的になってしまいます」と言葉に詰まる場面も…。それでも涙はこぼさなかったが、芸術作品に大枚をはたく情熱は感じられた。

 一方、招待者分も含めて700億円以上とも言われる旅行費用の調達法について聞かれると「お答えすることはできない」の一点張り。「保有するZOZO株や美術品の売却で賄うのか?」と食い下がられても、華麗にスルーしてみせた。

 今年7月時点で前沢氏は、ZOZOの旧社名・スタートトゥデイの株を41・16%保有する筆頭株主。07年12月に東証マザーズに上場した際、同氏は80・33%を保有していたが、東証1部に上場している現在はその半分にまで減らしている。

「つまりは会社の急成長とともに自社株を半分売却したということ。その額650億円以上。これが超高級車やプライベートジェット機、高額アートの購入に使われている。今回も700億円もの大金をどこから調達するのかと考えた時に、真っ先に思い浮かぶのは保有株の大量売却。しかしそこに言及すると、投資家の間でハレーションが起きる可能性がある」とは市場関係者。

 この日の同社の株価は前日終値3215円から4・2%下落し、3080円だった。日経平均株価が314円33銭安だったため、致し方ない部分もあるが、年初来高値4875円をつけた7月18日から約3か月で、35%以上下げた計算になる。

 経済誌フォーブス ジャパンの「日本長者番付2018」によると、資産額2830億円で18位の前沢氏。株価の下落は売却益に直接関わってくるので死活問題となる。市場関係者の間では「最も効果的な株価対策は剛力との結婚」という声も上がっているが、果たして――。