ウクライナ北部チェルニヒウ州のザイダイカ村近くで、武器庫から上がる火の玉(2018年10月9日撮影)。(c)Genya SAVILOV / AFP

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【AFP=時事】ウクライナ北部チェルニヒウ(Chernigiv)州にある武器庫で9日未明、保管されていた弾薬が爆発して大規模な火災が発生し、近隣の住民ら1万2000人余りが避難する事態となった。治安当局は「破壊行為」が原因だった可能性があるとみて捜査を行っている。

 現場は首都キエフの北東135キロに位置する同州ドルジバ(Druzhba)村近くにある武器庫。国防省の施設で、およそ700ヘクタールの広さがあるという。

 緊急対応当局は死傷者が出たという情報はないとしているが、州当局は煙を吸い込んだ60人余りが手当てを受けたと説明している。

 国防省の当局者は同日午後、火災は抑え込まれ、「爆発の強さも弱くなってきている」と発表した。

 ウクライナ軍幹部によると、火災に先立って武器庫の幾つかの場所で計4回の爆発があったという。同幹部は「破壊行為である可能性が高い」とし、親ロ派が多い東部をめぐり戦争状態にあるロシアの関与を示唆した。
【翻訳編集】AFPBB News