7日、フジテレビ「ジャンクSPORTS」では、1980年代後半、巨人の助っ人外国人選手として活躍したウォーレン・クロマティ氏がゲスト出演。日本での活躍を陰で支えてくれた当時の監督、王貞治氏にまつわるエピソードを披露した。

メジャーリーグで活躍していたクロマティ氏は、1984年に巨人入りを果たすも、入団当初は日本とアメリカの文化や野球の違いに悩み、スタンプに陥っていたという。だが、王貞治氏は事あるごとにクロマティ氏を食事に誘い、日本での生活やプレーについてのアドバイスを送り続けたという。

そんな王氏を敬愛するあまり、自身の息子に「オー」という名前を付けているクロマティ氏。「理由は2つあります」と切り出すと、「1つ目は日本の文化にどうやって適応したらいいか教えてくれた。2つ目は日本に残るように何回も説得してくれた」といい、「王さんがいなければ今の自分はいない」と続けた。

ここでゲストの一人でクロマティ氏の隣に座っていた駒田徳広氏が「王さんのいうことしか聞かなかった。他のコーチのいうことを聞かないんだもん」と暴露。するとクロマティ氏は「あの、柴田(勲)さん・・・」などと日本語で実名をポロリ。すぐさま駒田氏がツッコミを入れたが、クロマティ氏は構わず「王さんオンリー。柴田さんノー、土井(正三)さんノー」と語りつつ、「(両コーチも)尊敬していない訳ではない。王さんに勝る人はいなかった」とフォローした。