インドのアラハバード市内を歩くハヌマンラング―ル(2018年5月31日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】インド南部カルナタカ(Karnataka)州で、走行中のバスの運転席でサルがハンドルを握っていたことがインターネット上に拡散した動画から明らかになり、州交通当局は6日、このバスの運転手(36)を一時職務停止処分とした。

 この出来事があったバスは、州都バンガロール(Bangalore)から約270キロ離れたダバンゲレ(Davangere)地域を運行する路線バス。

 乗客が撮影した動画では、走行中のバスのハンドルにラング―ル(別名ヤセザル)が座り、運転手が時折、笑顔でこのラング―ルをなでる様子が映っている。地元メディアによると、このサルは乗客が連れていたもので、約10分間ハンドルを握っていたという。当時、車内には30人前後の乗客がいたが、乗客からの苦情は一件もなかった。

 カルナタカ州交通当局がAFPに語ったところによれば、この出来事があったのは1日だが、当局が事実を確認したのは動画がソーシャルメディアに投稿されてから。運転手を一時職務停止とした理由については「乗客の安全が第一。サルをハンドルに座らせて乗客を危険にさらしてはならない」と説明した。

 一方、動画に対するネット上の反応は激怒と面白がるものとに分かれた。ツイッター(Twitter)では「ほほ笑ましい出来事なのに、なぜ職務停止にするの? 二度としないようにという注意で十分でしょ」と運転手を支持する投稿や、「職務停止という対応は妥当だ。しかし、この運転手は明らかに職業を間違えている。彼は心優しい動物愛好家であり(サルも彼を信頼しきっている)、野生動物関連の職業が有望だと思う」という意見などが投稿された。
【翻訳編集】AFPBB News