酔っ払い女性のあぁ失敗。歌舞伎町で骨折、入院した病院がディープすぎた

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 お酒を飲みすぎて怪我をしてしまった経験はありませんか? 今回、紹介するのは酔っ払って全治3カ月の骨折をしてしまったという千夏さん(仮名・25歳)です。さらに、その入院先の患者達が個性的だったようで……?

 千夏さんは昨年の夏、友人と歌舞伎町(東京・新宿の歓楽街)のホストクラブへ行くのにハマっていたのだそう。

「ホストクラブと行っても初回料金は3000円ほど。何軒か『初回』を回り、友達が気に入った店があったので私もそこへ通うことになったんです。その店に通って1カ月ほどした頃、酔ってやらかしてしまったんです……」

◆お酒を飲んで、大盛り上がりのカオス状態
 その日はホストクラブの七夕イベント。ホストが全員浴衣を着て接客するイベントだったといいます。

「イベントの時って料金がお得になるので、割と狙って行っていたんです。その日はビール飲み放題だったので、私と友達は飲む気満々。仕事帰りにすぐ店に入り、ラストまで飲もうと思っていました。

 いざ飲み始めたら、飲み放題イベントということもあり後半はかなりグダグダに。友達の指名ホストは店の隅で泥酔しているし、私達もかなりベロベロ。途中から『ビール瓶で乾杯して、吹き出た炭酸を一気する』というゲームが始まって、服も床もビールでビショビショになっていたんですが、酔っていたので気付きませんでした」

 ……かなりのカオスぶりが伝わってきますね。その後、足元がおぼつかないままトイレに行った千夏さん。そこで事件は起きました。

◆まさか、ホストクラブで骨折するなんて……
「トイレから戻ってきたときに、こぼれたビールで足を滑らせたんです。そのままドサッと尻もちをついて転びました。ビックリした担当ホストが手を引っ張って起こそうとしてくれた瞬間、足首に激痛!!

 見ると、私の足首が外側90度にプラーン……と曲がっていて、痛みで思わず涙が! 他のホストもなにごとかと見に来る中、誰かが『折れてない?』と言って119番をしたんです」

 すぐさま救急車で近くの病院に運ばれた千夏さん。病院では骨折と診断されたそうです。

「それも『全治3カ月の複雑骨折で、即入院』と言われました。2日後に手術をすることになり、動揺する私に代わって友人が親に連絡してくれたのでありがたかったです。さすがに親にはホストクラブで骨折したと言えずに、駅の階段から落ちたと言いましたね。

 2日後、手術を無事に終え、全身麻酔のダルさに疲れ切った状態で、喫煙所でタバコを吸っていたんです。すると、背後から『アラ、アナタも骨折ぅ〜?』という声が。振り向くと、そこには金髪のベリーショートで妙に色っぽくタバコを吸うオジサンの姿がありました」

 千夏さんが入院したのは『歌舞伎町の住人達』だらけの病院だったのです。

「もちろんフツーの人もいるのですが、喫煙所に来る人は『ひとクセもふたクセもある』人ばかりでしたね。オジサンと思った人は二丁目のゲイバーのママさんで、他にはホスト、オナベ、ヤクザもいました。それも全員、入院の理由が酔っ払って骨折でした(笑)」

 最初はビックリしたものの彼らとだんだん仲良くなり、「みんな夜は眠れないのか、喫煙所で集まって話すのがお約束になっていました」という千夏さん。

「入院中ってすごく気が滅入るんですけど、そのおかげもあって楽しく過ごせました。入院中に私の指名ホストがお見舞いに来てくれたんですが、他の患者を見てそそくさと帰っていったほど私はその場に馴染んでいたそうです」

 そして入院してわずか1カ月で千夏さんは退院しました。

「他の人よりも遅く入院したのに、なぜかリハビリ3日目で歩けるようになったので退院することにしたんです。ゲイバーのママさんには『1番若いからよ! フン!!』と言われましたが、退院の日はみんなで見送りに来てくれました。『退院後はみんなで飲みに行こうね!』と約束をしたので今でも連絡を取って、ゲイバーやオナベバーに飲みに行っています」

 お酒の失敗から思わぬ出会いがあった千夏さん。でも、飲み過ぎでの骨折にはくれぐれも気を付けてくださいね!

―シリーズ 酒の失敗エピソード vol.1―

<文/結城 イラスト/鈴木詩子>
【結城(ゆうき)】
恋愛ライター。鋭い視点で世の男女を観察し、 夫婦問題からイタい火遊びまで、幅広いエピソードを華麗に紡いでいく。Twitter:@yuki55writer

【結城】
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