北海道で最大震度7を観測した地震の際に起きた大規模な停電の影響で、道内では人工呼吸器が使えなくなるなどして少なくとも171人が救急搬送され、このうち1人が死亡していたことが分かった。北海道は停電による二次的な被害は集計しておらず、隠れた被害の実態が浮き彫りになった。NHKニュースが報じた。

死亡したのは札幌市の84歳の男性で、肺炎のため自宅で酸素を吸入する機器を使っていたが停電で使えなくなり、携帯用のボンベに取り替えようとしていたところ、意識を失い搬送先の病院で死亡したという。

北海道地震 停電で隠れた被害 人工呼吸器停止など170人超搬送(NHKニュース)