山中教授、ノーベル賞本庶氏は「研究者から見ると神様」

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10月1日放送の報道番組「NEWS ZERO」(日本テレビ系)に、京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥教授(56歳)が出演。ノーベル医学・生理学賞の授与が決まった京都大学の本庶佑(ほんじょ・たすく)特別教授(76歳)について、喜びの言葉を語った。

この日が初めての「NEWS ZERO」の出演となった有働由美子アナに、「有働さんの初日に出演できて光栄です」と切り出した山中教授は、本庶教授のノーベル賞受賞について「もう何年も前から、毎年のように待ちわびていましたから、本当に飛び上がるくらいうれしかったです」とコメント。本庶教授の研究は医学研究者から見ると、何回も受賞しておかしくないような研究で、遅すぎるような気がするという。

さらに山中教授は「本庶先生はですね、もう妥協しない、真理を追究される、本当にある意味厳しくて、怖い先生ですので、私たち、研究者から見ると神様のような。私もいまだに毎月お会いしますけれども、お会いするたびに直立不動になりますので、そういうすばらしい先生です」と、本庶教授の研究者としての一面について語った。

そして、山中教授は「本庶先生は僕のゴルフの師匠でもありますんで。本当にうれしいです。つい先日、(ゴルフを)ご一緒しましたが、本当に若々しい、若者ゴルフですので。ゴルフのときも非常に厳しいです。例えばティーショットでボールが変なとこに行って、2打目まで見つからなかったら、僕たちだったら、その辺から打ったらいいかと思うんですけれども、本庶先生はちゃんとティーグラウンドまで戻って、打ちますって言って、やりますから、そのあたりがもう、本当に逆立ちしても僕はかなわないです」と本庶教授のゴルフエピソードも披露した。

最後に「僕は本当、本庶先生のご活躍をかがみにしまして、まだまだiPSも、これから時間がかかりますので、本当に本庶先生を目指して頑張っていきたいと思います」と語った。